第88話

古き絆、記憶と共に呼び覚ませ
891
2024/10/14 15:00 更新
 
ラストティーダイン
本物の…
DSゾディアック
あなた、のみ…
アースウォーカーNOA・A
…それさぁ俺らの力、バカにしてるってことかよ?
エンマダイ・シュンスケ
『バカにしているなど冗談では無い』
エンマダイ・シュンスケ
『あなたの力は絶大だ。…何者かに一部封印されるくらいにな』
玉田マタロウ
『封印…?』
ラストティーダイン
それはどういうことなんだ!?
エンマダイに疑問を投げるも、返答は届かなかった。時間切れのようだ
マゼラボルト
さて、そろそろ1匹でも削るのである!
あなた(クローン)
はっ
クローンは片手を天に掲げると魔法陣が現れ、黒いナイフの雨が振り注がれる
ラストティーダイン
近づくのさえ封じてきたか…!
DSゾディアック
なんとしてもヤツを止めるぞ!
アースウォーカーNOA・A
ハイハイ…指図されるのイヤ言ってるんだけどね?
 
˚✩∗*゚⋆。˚✩☪︎⋆。˚✩˚✩∗*゚⋆。˚✩⋆。˚✩˚✩∗*゚⋆。˚✩☪︎⋆。˚✩˚✩∗*゚⋆。˚✩⋆。˚✩
˚✩∗*゚⋆。˚✩☪︎⋆。˚✩˚✩∗*゚⋆。˚✩⋆。˚✩˚✩∗*゚⋆。˚✩☪︎⋆。˚✩˚✩∗*゚⋆。˚✩⋆。˚✩
 
〜??〜
あなた
………?
瞼を開けると、一面真っ白な景色…
あなた
ここは…?
確か、マゼラに変な光線を受けて……
あなた
手の感触、足もあるし、異常なところは…ない
じゃあ、ここはどこだ?
「やぁ」
あなた
!?
背後から声をかけられた
…久しぶりだね。あなた
そこには笑顔を作り、薄い色素の髪の少し変わった学生服を着ている少年がいた。
あなた
誰…、なんで私の名前を…
うん、知らないよね。…僕が“君の記憶を封印した”から
記憶を封印した…?
あなた
何を言って…
でも、最近結構緩んじゃってるみたいだけどね(笑)
あぁ、そうそう自己紹介、するね
フォバー
僕は“フォバー”。僕が言うのも変だけど、君の1番の友人だったんだ
あなた
…1番の友人さんが、なんでここに?
フォバー
…この機会に、返そうと思って。君の記憶を
あなた
さっきから言ってる意味、わかんないんだけど?
フォバー
だろうね。僕だってこんな事起きたら冷静では無いと思うしさ
フォバー
君はさ、助けたく無いの?仲間達を
仲間達を助け…
あなた
当たり前!!しかも、マゼラは妖魔界をッ…!!
思い出すと自然と怒りが込み上げてしまった。
フォバー
少し、落ち着こっか
あなた
あ………ごめん…なさい
フォバー
フフッ。変わって無いね、仲間想いな性格
フォバー
でも、今のままじゃマゼラには勝てないよ
…は?
あなた
君が何を知ってるわけ?
フォバー
今のあなたよりは過去の事は、よく知ってるよ
フォバー
…さて、そろそろ本題だ。普通に返すだけじゃ面白くし、これを機に振り返ろうか
彼がパンッと手を叩くと、眩しい光が視界を包んだ…
 
˚✩∗*゚⋆。˚✩☪︎⋆。˚✩˚✩∗*゚⋆。˚✩⋆。˚✩˚✩∗*゚⋆。˚✩☪︎⋆。˚✩˚✩∗*゚⋆。˚✩⋆。˚✩
〜フォバーside〜
君は、"魔界"という主に魔術を扱う者達が暮らしている世界のとある一家に生まれた。
あなたの一家の名字(カタカナ推奨)家……魔界で特に地位を獲得していた一家さ。
中でも多くの妖力を兼ね備えて生まれたあなたは、ミラー家の者達から"最強の魔術師"という希望を持たされていた。
でも現実は…そうにもいかなかった……
 
…これは何ですか?
あなた
…書物
部屋一面には荒らされた紙切れが散乱していた
こちらは、基本中の基本のステップ。これができなければ他の術を扱うなど夢のまた夢です
あなた様、あなた様にはあなたの一家の名字(カタカナ推奨)家の将来が掛かっているのです
あなた
…黙れ、もう分かりきったことだ。私にはほぼ何もできないことくらい
あなた
当主様に言っといて、"私なんか期待するな"って
バンッッ!!

あなたは魔術を殆ど扱えなかったんだ。皮肉なほど…
でも、使える術が1つだけあったんだ。

 
…おはようございます。あなた様
(朝からよりによってコイツと会うとか…今日はツイてないわー…)
 
…あなた、挨拶は?
あなた
…どうも
(何で当主様はコイツに期待し続けてるだろ。俺の方がよっぽど優れてるのにさ)

あなた、これくらいできるだろう?
あなた
期待すんなってあれほど言ってんのに…聞こえねぇのかよ。おめでた頭ジジイが
(………)
 
ドンッ!
痛った……ちょっと、ぶつかったけど?
あなた
…さーせん
テメェ…!
(あんなヤツなんかの為に…母上は…!!)
 
あなた
…マジ黙れよゴミどもが

そう、あなたは相手の"心の声"を聞くことができたんだ。誰かに言ったところで、褒められもしない…そう考えてみたいだね
"心の声"の影響もあり、日に日に一家への憎しみが強まっていった…



でも、ある日からあなたは変わったんだ。
 
˚✩∗*゚⋆。˚✩☪︎⋆。˚✩˚✩∗*゚⋆。˚✩⋆。˚✩˚✩∗*゚⋆。˚✩☪︎⋆。˚✩˚✩∗*゚⋆。˚✩⋆。˚✩
〜屋上〜  
あなた
やっと外出れたと思ったら、今度は学業とか……
あなた
本当にクソだな、この世界はさ
柵に寄りかかり、ボヤくあなた
あなた
(帰ってもまた魔術だしさ。いっそのこと、あなたの一家の名字(カタカナ推奨)家潰せたらよかったのに…)
「あれ?先客?」
あなた
……何?
いや、珍しいなーって。ここに誰かがいるのはさ
しかも、今授業中じゃなかったっけ?
あなた
サボりだけど、何か?
わーお。すごい開き具合(笑)
あなた
…誰、用が済んだらとっととここから消えろ
え、怖(笑)
フォバー
僕はフォバーだよ
あなた
……訳あり?
フォバー
いや、下級すぎてないだけ
あなた
あっそ
フォバー
素っ気ないなー、君は…あなた・あなたの一家の名字(カタカナ推奨)?
あなた
…そーだけど?
フォバー
噂通り、サボり魔なんだね
あなた
…つまんないから。こんなとこ
フォバー
へぇ〜?
フォバー
…ちょっとお話しない?どうせ暇でしょ?
あなた
…………少しなら



これが僕とあなたの出会い。

この日を境に、僕達はよく屋上でサボってた。お互い気が合うヤツとして




〜帰り道〜
フォバー
あなたって、かなり地位持てるんじゃないの?
あなた
知らん
あなた
家の連中とは関わりたくないし、ずっと色々言ってくる学ばないゴミども
フォバー
…そっか
あなた
だから心の声が聞こえたところで、自分を苦しめてるだけ
フォバー
そう?心の声が聞けるってスゴイことだって!
あなた
は…?
フォバー
僕さ、色んな術を使ってきたけど、心の声だけがどうしても使えないんだよね。だから、すごいな〜って!
あなた
…………そ

毎日屋上でサボって、一緒に帰る…それが僕達の当たり前だった。
この時はあなたもありのままで要られたんじゃないかな。あなたの一家の名字(カタカナ推奨)家の者ではなく、ただ一人の…魔術師として


でも、そんな幸せだって長くは続かなかった____

˚✩∗*゚⋆。˚✩☪︎⋆。˚✩˚✩∗*゚⋆。˚✩⋆。˚✩˚✩∗*゚⋆。˚✩☪︎⋆。˚✩˚✩∗*゚⋆。˚✩⋆。˚✩
〜あなたの一家の名字(カタカナ推奨)家本邸〜
____!!」
あなた
(広間がうるさい…どーせまたくだらないことをしてるだけ……)
…お帰りになられていたんですね
あなた
広間、覗かれないのですか?
広間に見向きもせず、廊下を進もうとするあなたに声をかける
あなた
私には関係ない
…そうですかね?
あなた
は?
いえ、なんでも。私の方からはこれまでです
何事もなかったかのように過ぎ去る従者
あなた
………

プリ小説オーディオドラマ