第2話

一話
278
2022/10/06 06:30
ここは夢?


笑ってる


ん?


今度は泣いてる?


それでも楽しそう


現実世界でも同じなら良かったのに、


現実世界の私は、


臆病で、


コミュ症で、


友達も居なくて、


クラスで話せる人も居ない、


このクラスになってから笑ったり泣いたりしたことない


最後に笑ったのは、幼稚園とかの頃、


無邪気だった頃


小学生に上がると同時に、


親の都合で転校


転校後、その場所の空気に馴染めず


発病


それは、『うつ病』


みんなそう言う。


私は、笑っているつもりで居た


でも笑えていなかった。


中学生になると、みんな推しがどうとか、


おしゃれを気にし始めた


推しとはどんなものかわからなかった


推しがいて楽しいの?


推しが居たら笑えるの?


わからなかった


ジャニーズとか色々なグループ聞いてみたけれど


変わりがわからない


推しも見つけられず


中学生が終わった


机に一人で本を読んでいれば、そりゃいじめられる


でも何も感じなかった


悲しさも


痛みも


だって笑えなくなってから、


もう心は傷付いていたから


高校生になって


いじめられることはなくなった


みんな他人のことは無関心ななったからだ


だから誰も声をかけない


と思っていたが一人だけ違った。


『そらる 』


確かそう言ってた


私の心が何かが変わった気がした。


そしてその友達も話しかけてくれた


『天月』


『まふまふ』


『96猫』


今関わってくれるのはこの四人だけだけど


おかげで楽しい高校生活が送れそうだ


この高校生活は、


笑えて


泣いてもいい


とにかく楽しむ


ことを目標に頑張ることにした。

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