第8話

はち。
3,345
2020/02/15 03:24


『あなたっ...!!』


その時。



後ろから声がした。








しょう
ったく、
おっせえよ...
自分
ころん...!!


随分走ったのか、汗だくで息が切れているころんがいた。



ころん
あなた...ごめん...
ころん
これ買ってたら、あなたがいつの間にかいなくなってて...っ
ころんが手に持っていたのは、


私が欲しがっていたぬいぐるみ。


自分
え、これ、私のために?
ころん
お、おうよ...

ころんの少し顔が赤くなった気がする

自分
んふふっ
自分
そんなことかぁ...w
ころん
な、なんだよきもちわりぃな
自分
ころん、ありがとね
ころん
ん、!
ころん
どーいたしまして!!


ころんは少し投げやりに言った。




しょう
んじゃ、俺あやのんち行ってくるわ
自分
あ、そーだったね
ころん
え、あやの?
自分
うん、なんか先に帰っちゃって...
ころん
あいつ、どーしたんだよ?
自分
私もわかんないの。
しょう
心配だから行ってくる!!
またな!!
自分
うん、
行ってらっしゃい!
ころん
ちゃんとLINEしろよ!
しょう
おう!







しょうが水族館を出ていったあと




私たちは少し魚を見てから





水族館を出ていつもの公園に行った。



ころん
いや〜、ここの公園久しぶりだわ
自分
昔は2人でよく遊んでたよね!
ころん
僕がちょっといじるとお前すぐ泣くから、毎日怒られてたわw
自分
ごめんてw

なんて、他愛もない会話をして





いつのもように帰った。





自分
あやの、大丈夫かなぁ
ころん
しょうもいるし、大丈夫だろ
自分
うん、そーだよね...!
ころん
んじゃ、また明日な
自分
うん!
そう言って私たちは家に入った





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