第14話

俺の思いと愛の力
300
2019/07/30 16:19
伊野ちゃんは何かを思い出して…大ちゃんに伝えると確信したようで…
伊野尾-慧
伊野尾-慧
大ちゃんッ…。記憶がないからって…いうのも差別かもしれないし嫌かもしれないけれど…あの時…大ちゃんの初恋の相手は…俺だよ?
有岡-大貴
有岡-大貴
えッ…(泣)
そんな嘘…いらない…ッ…
伊野尾-慧
伊野尾-慧
嘘じゃないよ…?
あの時から何があったか…俺の過去も聞いてほしいけど…いいかな…?
有岡-大貴
有岡-大貴
ッ…ぅん。

僕の話…聞いてくれたから…聞くッ…
伊野尾-慧
伊野尾-慧
俺ね…?大ちゃんを初めてみたのは…小学校の…入学式だよ。

朝一番に君は来てた…んだよ?大ちゃんはどんな人にも優しいから同学年のクラスの扉と窓を開けて空気の入れ替えをしてたよね?

僕その時…朝早く来てたから…気になって見て回ってたの。

そんな時君には気づかれてなかったけれど胸がなんか暖かくなる感覚を覚えたの。
伊野尾-慧
伊野尾-慧
大ちゃんを後ろから見てたときあ…この子横顔きれいとか…イケメンとか…思った…はじめましてなのに。

はじめましての時君は女の子かって思った。
だから…君を見てからずっと気になるようになった。

あのね…?僕その時2年生でね…僕も早く来てたから…。
伊野尾-慧
伊野尾-慧
大ちゃんって今は呼んでるけど昔の僕は大貴って初めて読んだんだ。

そう呼べたのは…お弁当を食べれるまで仲良く慣れたからで…。

僕気づいたときには恋してた…それで…告白したんだよね。

でも…俺の父親と…母親が…離婚するってなって…母親を好きだった俺は母親についていくって言ったら…親父が無理やり…母親と…引き離して…。転勤になるって言い出して…
伊野尾-慧
伊野尾-慧
嫌でも…この街を離れなきゃいけなくなって…大貴と…離れなきゃいけなくなった…。

それから俺の中で…大貴と過ごした日々が幸せだったんだって思えて…確信したときには地元に戻る宣言して…父親に…虐待されてたし…逃げてきた…そして独り暮らしをする金もなくて…とりあえずここの高校寮だし…しばらく借りてた

バイト初めて…かねためて…ここの家を借りたの。
伊野尾-慧
伊野尾-慧
大貴のことを忘れたことなんてなかったよ。?

そして…この高校に入学してきた君を見て(๑°ㅁ°๑)!?エッってなった。

けれど…君は…あの頃の記憶…なくしてるのか…分からなかったけれど…初めましてって笑顔で新入生挨拶のとき言ってたね。
伊野尾-慧
伊野尾-慧
だから…俺は嬉しくて…君にもう一度…ここで告白をしたんだ。

けれど…、大貴の中で突っかかってた過去…のせいで苦しんでるって知らなかった俺は…毎日うざいくらい絡んで…た。

ごめんな?大貴?

俺は…大貴がずっと好きだよ?もう一度俺で良ければ付き合って…?

過去のことで苦しめてごめんなさい
有岡-大貴
有岡-大貴
(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)ゥッ~


慧の…馬鹿ぁ…
有岡-大貴
有岡-大貴
どれだけ…(泣)辛くて…(泣)待ってたと(泣)思ってる…の(泣)
有岡-大貴
有岡-大貴
僕…記憶なくなったのに…胸にっヒック突っかかってたヒック(泣)
有岡-大貴
有岡-大貴
僕の…ヒック(泣)初恋の人…
伊野尾-慧
伊野尾-慧
ナデナデごめんな…
有岡-大貴
有岡-大貴
慧ちゃん…先輩…おかえりなさぃヒック(泣)
伊野尾-慧
伊野尾-慧
大貴。ただいまッ…

長いこと待たせてごめんねッ…
有岡-大貴
有岡-大貴
(っω<`。)ゥッ
伊野尾-慧
伊野尾-慧
大貴…?付き合ってくれますか…?
有岡-大貴
有岡-大貴
はぃ(泣)
二人の過去を辿ると同じ人を好きだったと実感した空間でしたとさ

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