第9話

( 9 ) 心臓の音が聞こえる
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2025/03/27 13:00 更新



私の目の前では、髪の毛が長い巨人が
巨人を足で踏み潰していた。


あなた
………!!


ただひたすら、困惑した。



巨人が巨人を襲うなんて、
全く聞いたこともなかったらから。


…そして、微かに……。








喜んでしまった自分がいた。


その光景は、人類の怒りが体現された
ように見えたから。



巨人
ゥ"ア"ア"ア"アアアァ"ァ"ァァッッ!!!!!
あなた
…!!


叫び終わると、私を見た。


巨人
……。
あなた
ッあ……!


死ぬと思った。


先程の光景を見て、動きがかなり早く
力強い巨人だと理解したから。

巨人
……。…


どんどん巨人の手が私の方向に伸びてくる。


あなた
ぁ…、…ッッ!!


私は震えが収まらない手で
刃を持った。


巨人
……
あなた
ッッ…!!


私は必死に振り回した。


それでも虚しく、巨人に掴まれた。


あなた
ぁ……っ、しぬ、しんじゃう…よ


巨人の大きな顔のところまで持ってこられた時、

巨人と目が合った。




食われて死ぬと理解した。



あなた
(…まぁ、エレンの所に行けるなら
いいけど…。)


私は目をつぶった。














あなた
……ん?

私は足にモフモフのなにかが当たっていることに
気が付き、目を開けた。



そこから見る景色は建物の屋根が見えるほど
高かった。




あなた
…………!!?!?
えッッ…!?なん、え…!!?


私はあの髪の毛の長い巨人の
頭の上に乗せられていることに気がついた。


あなた
え……ぁ、え!!、?
な、なんで私を殺さないの…?
あなた
ね、ねぇ…!?なんで!?
巨人
…………。
 
それでも巨人は歩き始めた。


あなた
うわぁッ…!!?
しッ、振動すごっ…


ドスンドスンと揺れる頭の上で
髪の毛に捕まり必死で耐えていると


目の前に他の巨人が来た。


あなた
…!!
(きょ、巨人が…!!?)


そんな時、私を頭の上に乗せている巨人が
叫び出した。


巨人
ア"ア"ア"アアアァァァッッッッ!!!!!!!
あなた
ひ…ッッ!!?
やっ、だめっ…!落ちる!

相手の巨人も叫び出した。



巨人
ゥオ"オ"オオォォォォッッッ!!!!!!!
あなた
ぅ…ッ、うるさ"いぃ……っ、耳が…っ


その時、長い髪の毛の巨人が
腕を胸のところまで持っていき、構えた。


私はそのポーズを何回も見たことがあった。


あなた
(…!?な、なんで
そのポーズを…!?)


相手の巨人が叫びだした途端。





長い髪の毛の巨人は相手の巨人を
殴って頭を吹っ飛ばした。


あなた
うあっ…!?いきなり…っ!?


私までその殴った時の衝撃で
落ちそうになり、髪の毛と首の合間に捕まった。



頭が無くなってもなお、動いていた相手の巨人に
うなじの部分を足で踏み潰した。


あなた
(…巨人なのに、弱点を理解してる…!?
どうして…)


その時、当たりを見渡すと
ミカサ、アルミン、コニーが見えた。



あなた
……!!3人とも~っ!!!!


それに気がついた3人は
アルミンがこっち向かい、私を運んでくれた。






















~ 屋根の上にて ~




アルミンは私を屋根の上に豪快に乗せた。

あなた
ぃ"……
アルミン・アルレルト
アルミン・アルレルト
ッあなたの下の名前(カタカナ推奨)!!怪我は!!!?
あなた
ないよ!大丈夫…!


着地してからすぐにアルミンの大声を聞いて
流石に驚いてしまった。



アルミン・アルレルト
アルミン・アルレルト
ッ…よかった…っ!!

ミカサ・アッカーマン
ミカサ・アッカーマン
あなたの下の名前(カタカナ推奨)ッ!!!
コニー・スプリンガー
コニー・スプリンガー
おいあなたの下の名前(カタカナ推奨)ッ!!!
大丈夫なのかよ!?


アルミンの次は、ミカサ、コニーの順番に
寄ってきた。


ミカサは私に強く抱きついた。

あなた
大丈夫!怪我しそうだった…けど、
ミカサ・アッカーマン
ミカサ・アッカーマン
怪我しそうだったて…どういうことっ…!


ミカサは珍しく焦ったような顔が見えた。


あなた
いてて……。…そこの、
髪の毛が長い巨人だよ。
コニー・スプリンガー
コニー・スプリンガー
アイツが襲ってきたのか…!?
あなた
ううん、逆だよ。 
守ってくれたんだ!
アルミン・アルレルト
アルミン・アルレルト
守ってくれた…!?どういうこと!?
あなた
3人とも見てたでしょ、あの巨人が
巨人を倒すところ…
ミカサ・アッカーマン
ミカサ・アッカーマン
…やっぱりあの巨人は、私達に
無反応なのかも

そう話していると、あの巨人は
どんどん本部へと向かって行く。


アルミン・アルレルト
アルミン・アルレルト
…あなたの下の名前(カタカナ推奨)!あの巨人を利用して
本部へ行けるかもしれないんだ!
コニー・スプリンガー
コニー・スプリンガー
巨人を利用って…
あなた
え!?…ま、まぁ確かに、あの巨人は
私に対して襲いもしなかったけど…

アルミン・アルレルト
アルミン・アルレルト
そうなんだ!あの巨人は巨人を本能のままに
殺している…
アルミン・アルレルト
アルミン・アルレルト
それを利用すれば、僕たちは危険を犯す事
無く本部へ行ける!


アルミンが出した案は、とても
いいものだった。


あなた
すごくいいと思う…けど、
私今ガスが…


その時、誰かに持ち上げられた。

ミカサ・アッカーマン
ミカサ・アッカーマン
私があなたの下の名前(カタカナ推奨)を運ぶ。
だからあなたの下の名前(カタカナ推奨)も行く。


ずっと抱きしめていたミカサが
私の事を軽々と持ち上げた。


…ちょっと怒っているような気がする。


あなた
う、うん…、分かった…!
コニー・スプリンガー
コニー・スプリンガー
これで4人全員行けるぞ!
ミカサ!あなたの下の名前(カタカナ推奨)を任せたぞ!?
ミカサ・アッカーマン
ミカサ・アッカーマン
勿論。
アルミン・アルレルト
アルミン・アルレルト
よし…行こう!!


2人は本部へ、ミカサは私を抱えて
本部へ向かった。






















本部まであと少しの所まで来た。


コニー・スプリンガー
コニー・スプリンガー
クソ…近づいたけどどこにも
入る隙が…
アルミン・アルレルト
アルミン・アルレルト
…!来た!


本部の周りには、巨人が
部屋の中を凝視していた。

その時、髪の毛の長い巨人が周りの巨人を
殴りかかった。

巨人
アアアァァァァッッッッ!!!!!!!!
あなた
…!よしっ!!
ミカサ・アッカーマン
ミカサ・アッカーマン
行くよ、あなたの下の名前(カタカナ推奨)…!
あなた
分かった!!


ミカサは私が落ちないようにか、
少し痛いぐらいの力で運んだ。





















私たちは本部の窓を破って入った。


ジャン・キルシュタイン
ジャン・キルシュタイン
ッ__!!?

それに気がついたジャンか
私たちの名前を呼んだ。


ジャン・キルシュタイン
ジャン・キルシュタイン
あなたの下の名前(カタカナ推奨)ッ!?ジャン!?
コニー・スプリンガー
コニー・スプリンガー
危ねぇ…もう空だ…
やったぞ…ギリギリ着いた…!!
あなた
ミカサ、ありがとう…!
ミカサ・アッカーマン
ミカサ・アッカーマン
あなたの下の名前(カタカナ推奨)が1人にならなくて良かった…


ジャン・キルシュタイン
ジャン・キルシュタイン
お…お前ら…生きてるじゃねぇか!!
コニー・スプリンガー
コニー・スプリンガー
やったぞアルミン!!


そう言ってコニーはアルミンの背中を
叩く。

コニー・スプリンガー
コニー・スプリンガー
お前の作戦成功だ!!
アルミン・アルレルト
アルミン・アルレルト
痛い!!痛いっ!!


ジャン・キルシュタイン
ジャン・キルシュタイン
あ…あの巨人はなんだんだよ!?
急に巨人を…
あなた
あの巨人は巨人を倒しまくる奇行種?だよ!
そして私達には興味がなかった…
あなた
あの巨人の周りの巨人をコニーとミカサで
排除してもらって、
あなた
補給所ここに群がっている巨人の元まで
誘導してきたんだ…!

コニー・スプリンガー
コニー・スプリンガー
アイツを上手いこと利用出来れば
オレ達はここから脱出できる!!
訓練兵
!?巨人を利用する!?


コニーの言葉に訓練兵のみんなが
驚いていた。


ジャン・キルシュタイン
ジャン・キルシュタイン
巨人に助けてもらうだと…?
そんな夢みてぇな話が…
あなた
夢じゃないよ…。
あなた
あの巨人に助けてもらわず、自分達の
力で巨人を排除なんて皆がさっき見た光景になるだけ
ジャン・キルシュタイン
ジャン・キルシュタイン
…っ、まぁ、そりゃあそうだよな…
ミカサ・アッカーマン
ミカサ・アッカーマン
あの巨人により長く暴れてもらう…それが、
現実的に私達が生き残る為の最善策




















~ 補給室にて ~



あの巨人が暴れているのか、補給室にも
大きな音が響く。


ライナー・ブラウン
ライナー・ブラウン
お前らあの巨人に
ついてどこまで知っているんだ?
コニー・スプリンガー
コニー・スプリンガー
?……助かってからでいいだろ
そんなこと…
ライナー・ブラウン
ライナー・ブラウン
…そうだな…まずは
助かってからだ…
アニ・レオンハート
アニ・レオンハート
……


そう話していると、ジャン達が
"あれ"を持ってきた。


ジャン・キルシュタイン
ジャン・キルシュタイン
あったぞ!憲兵団菅轄けんぺいだんかんかつ
品だ!!埃をかぶっていやがるが…



"鉄砲"だ。


ジャン・キルシュタイン
ジャン・キルシュタイン
…そもそもこの鉄砲は
巨人相手に役に立つのか…?
あなた
…無いよりはマシだと思う…けど、
アルミン・アルレルト
アルミン・アルレルト
あなたの下の名前(カタカナ推奨)の言う通りだ…。補給室を占拠している3~4m級が8体のままなら
アルミン・アルレルト
アルミン・アルレルト
この程度の火力でも8体同時に視覚を
奪うことは不可能じゃない


アルミンの作戦は、

リフトを使い、中に大量の人間を入れれば
通常種の巨人は引き付けられる。


そこを鉄砲で同時に打つ。



アルミン・アルレルト
アルミン・アルレルト
そして…天井に隠れていた8人が
8体の巨人を一撃で仕留める…。


8人は

ライナー、ベルトルト、アニ、サシャ、
コニー、ミカサ、ジャン…そして私。


アルミン・アルレルト
アルミン・アルレルト
運動能力的に最も成功率が高そうな
8人にやってもらうけど…
アルミン・アルレルト
アルミン・アルレルト
全員の命を背負わせてしまって
……その、ごめん
あなた
ううん、大丈夫!
アニ・レオンハート
アニ・レオンハート
誰がやっても失敗すれば全員死ぬ
リスクは同じだ……
アルミン・アルレルト
アルミン・アルレルト
でも…僕なんかの案が…本当に
これが最善策なんだろうか…?


アルミンは昔から自信がなかった。

この状況だからこそ不安になるのは分かる。
だけどアルミンだもん。


マルコ・ボット
マルコ・ボット
これで行くしかない、時間も無いし…
マルコ・ボット
マルコ・ボット
もうこれ以上の案は出ないよ、
あとは全力を尽くすだけだ!


マルコも不安げだった表情も、
希望を持っているような明るい顔に変わる。


アルミン・アルレルト
アルミン・アルレルト
……!!

あなた
アルミン、自信を持って?アルミンの
案なんだもん、
あなた
他の人が考えた作戦より、アルミンの
作戦の方がすごく安心するんだ。だから
自信を持って?
アルミン・アルレルト
アルミン・アルレルト
…!!あなたの下の名前(カタカナ推奨)…!!!
ミカサ・アッカーマン
ミカサ・アッカーマン
あなたの下の名前(カタカナ推奨)の言う通り。アルミンは正解を導く力がある。私達も以前はその力に命を救われた。
アルミン・アルレルト
アルミン・アルレルト
そんなことが…?いつ?
ミカサ・アッカーマン
ミカサ・アッカーマン
自覚が無いだけ…。また後で話そう。
行こうあなたの下の名前(カタカナ推奨)。
あなた
うん、分かった!


鉄砲の準備もリフトも完了した。


私たちは天井へと移動した。




コニー・スプリンガー
コニー・スプリンガー
けどよ…起動装置も無しで
仕留めきれるか?
ライナー・ブラウン
ライナー・ブラウン
いけるさ!3~4m級だ。的となる
急所は狙いやすい
ジャン・キルシュタイン
ジャン・キルシュタイン
あぁ…大きさに拘わらず
頭より下うなじにかけての
サシャ・ブラウス
サシャ・ブラウス
縦1m、幅10cm!!


ライナー・ブラウン
ライナー・ブラウン
もしくはこいつを奴らのケツにブチ込む!!
弱点はこの2つのみ!!
コニー・スプリンガー
コニー・スプリンガー
!!知らなかった!
そんな手があったのか!!
サシャ・ブラウス
サシャ・ブラウス
私も今初めて知りました…
あなた
よ、よくわかんないけど弱点は
2個あるんだね…!!?
ミカサ・アッカーマン
ミカサ・アッカーマン
あなたの下の名前(カタカナ推奨)。今すぐ記憶を消して。
アニ・レオンハート
アニ・レオンハート
あなたの下の名前(カタカナ推奨)に変な事教えないで。
ベルトルト・フーバー
ベルトルト・フーバー
ま、まぁ、あなたの下の名前(カタカナ推奨)が居るところでは
控えよう、ライナー…
ジャン・キルシュタイン
ジャン・キルシュタイン
ライナー…それがお前の最後の言葉に
なるかもしれねぇぞ…。




向かうと、補給所には
アルミンの予想通り8体の巨人がいた。



巨人がリフトに乗っている皆を
視認し、襲いかかろうと歩き出した。


訓練兵
ひッ…!!
マルコ・ボット
マルコ・ボット
落ち着け…まだ十分に
引き付けるんだ!!





マルコ・ボット
マルコ・ボット
待て















マルコ・ボット
マルコ・ボット
待て…ッ








巨人はジリジリと寄ってくる。









マルコ・ボット
マルコ・ボット
___用意…






















マルコ・ボット
マルコ・ボット
撃てッ!!!


マルコの言葉に皆は一斉に
鉄砲が発射される。



そして私達も巨人のうなじ目掛けて
飛びかかった。



あなた
ッ…!!
(いけた…!!)


当たりを見渡すと、皆は退治できていた。


サシャとコニーを除いて。



サシャ・ブラウス
サシャ・ブラウス
ぁ…あの、う……後ろから…突然
サシャ・ブラウス
サシャ・ブラウス
た…大変…失礼…しました……
 



サシャの目の前にいた巨人が
サシャを殺そうとする。

あなた
ッ!!今行く!!!



サシャを襲おうとしていた巨人は私が、

コニーを襲おうとしていた巨人はアニが仕留めた。


ミカサ・アッカーマン
ミカサ・アッカーマン
あなたの下の名前(カタカナ推奨)…!!
サシャ・ブラウス
サシャ・ブラウス
あなたの下の名前(カタカナ推奨)さあぁぁんッ!!!
助かりましたあぁ!!!!
あなた
サシャ、ミカサ!
怪我はない!?
ミカサ・アッカーマン
ミカサ・アッカーマン
私は無い。
サシャ・ブラウス
サシャ・ブラウス
おかげさまでえぇぇ!!!!
あなた
よし、なら行こう!!


ライナー・ブラウン
ライナー・ブラウン
危なかったなアニ…
怪我をしなくてよかったぜ…本当に
アニ・レオンハート
アニ・レオンハート
……っ





ジャン・キルシュタイン
ジャン・キルシュタイン
全体仕留めたぞ!!
補給作業に移行してくれ!
 
その言葉に皆の目がキラキラと
輝き出す。



訓練兵
やったッ!!



訓練兵
いいぞ!!一気に運べ!!
訓練兵
巨人が入って来ない!!
訓練兵
あの巨人が暴れてるおかげだ!


出られるようになった為、皆は外に出た。


だけど、あの巨人が頭から離れられない。
どうしても状態が、存在が

気になってしまう。







あなた
……ッ
ミカサ・アッカーマン
ミカサ・アッカーマン
…あなたの下の名前(カタカナ推奨)!!…ッ



私は皆がどんどん離れていくなか、
ミカサと共に屋根の上に登った。



本部の屋根に登ると、ミカサと
アルミンも着いてきていた。


アルミン・アルレルト
アルミン・アルレルト
あなたの下の名前(カタカナ推奨)!ミカサ!
早く逃げないと…!
あなた
…あの巨人…


ミカサ・アッカーマン
ミカサ・アッカーマン
!?
アルミン・アルレルト
アルミン・アルレルト
うッ…!?
 

あの髪の毛の長い巨人を見ると、他の
巨人に胸の部分を食われていた。


アルミン・アルレルト
アルミン・アルレルト
……ッ、共食い…!?
あなた
もしかしたら、あの巨人の正体が
分かれば
あなた
この絶望的な現状を打開できる
きっかけになれるかなと思ったけど…
ライナー・ブラウン
ライナー・ブラウン
同感だ!


話を聞かれていたのか、後ろから
ライナー達が来た。


あなた
!ライナー…!
ライナー・ブラウン
ライナー・ブラウン
あのまま食い尽くされちゃ、何もわからず
じまいだ!
ライナー・ブラウン
ライナー・ブラウン
あの巨人にこびりついてる奴らをオレ達で
排除して…とりあえずは延命させよう!
 
ジャン・キルシュタイン
ジャン・キルシュタイン
正気かライナー!!?
やっと…この窮地から脱出できるんだぞ!?



ライナーの言葉にジャンが反応する。


アニ・レオンハート
アニ・レオンハート
たとえばあの巨人が味方になる可能性が
あるとしたらどう…?
アニ・レオンハート
アニ・レオンハート
どんな大砲よりも強力な
武器になると思わない?


私もアニの言う通り、味方になれば
強力な武器が手に入ると思った。


ジャン・キルシュタイン
ジャン・キルシュタイン
!?…味方だと!?
本気で言ってるのか!?

アルミン・アルレルト
アルミン・アルレルト
あ……、あいつは…!
 
アルミンが声を上げたのは、
手足が短い巨人だった。


アルミン・アルレルト
アルミン・アルレルト
トーマスを食った奇行種…!?
あなた
…あれが、トーマス、を…。


その巨人を視認したのか、髪の毛の長いは
食われていようが無理やり進んだ。

手が無くなったのに、口で
うなじ部分を噛んだ。



そうして投げ飛ばすと、他の巨人も
同じように殺した。



巨人
ア"ア"ア"アアァァァッッッ!!!!!!!!





ジャン・キルシュタイン
ジャン・キルシュタイン
……オイ、何を助けるって?


あなた
あ……


その巨人は力尽きたのか倒れてしまった。


ジャン・キルシュタイン
ジャン・キルシュタイン
流石に力尽きたみてぇだな


ジャン・キルシュタイン
ジャン・キルシュタイン
もういいだろ…?ずらかるぞ!
あんな化け物が味方なわけねぇ
ジャン・キルシュタイン
ジャン・キルシュタイン
巨人は巨人なんだ




あなた
…………



ジャン・キルシュタイン
ジャン・キルシュタイン
…?オイ……





巨人のうなじ辺りから、人のような影が見えた。


そこから出てきて、顔が見えた。










それは、静かに気絶している"エレン"だった。


あなた
…………


私は飛んでエレンの所に向かって行った。



私はエレンを強く抱き締めた。




あなた
(…静か……。ちがう、エレンは…)


私は、朝エレンがしたように
胸の辺りに耳をつける。






心臓の音が聞こえた。

エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
…………
あなた
……ッッ…!!!


生きてる









エレンが







生きている。




私は本部の屋上に登った。




どんどん視界が滲んでくる。


皆の顔も、上手く見えなくなる。


目が熱くなる。


あなた
ッ……ぇれんが…っ、





あなた
生き"てる…ッ…!!






















 




















No side




エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
…………
あなた
ぅあ"ああぁぁぁッッッ…!!!!
あなた
ぇれんッ、えれんッッ……!!!!


あなたの下の名前(カタカナ推奨)は生きているエレンを抱きしめ、
子供のように泣き叫ぶ。


ミカサ・アッカーマン
ミカサ・アッカーマン
…ぇ、れん…ッ、…ッ、
ミカサ・アッカーマン
ミカサ・アッカーマン
ッ…う、うぅ…ッ



ミカサもそれを見て号泣している。


アルミン・アルレルト
アルミン・アルレルト
(…切断されたはずの腕と足が
……ある…)


エレンの腕と足は服が破れていて
そこの部分だけ無かったようになっている。

アルミン・アルレルト
アルミン・アルレルト
(エレンはあの時、巨人に
飲み込まれた……)
  
あなた
ぅぅ…ッ、うああぁぁぁあッッ!!!!
あなた
ぇ"れんッ…!!えれ"んッ…!!!!
ミカサ・アッカーマン
ミカサ・アッカーマン
ッ…うぅ…えれん…ッ
う、うああぁ…ッ!!



アルミン・アルレルト
アルミン・アルレルト
(ッ…あの時ッ……)




アルミン・アルレルト
アルミン・アルレルト
(一体……なにが…ッ)


アルミンもエレンの手を掴むと
目から涙を流した。






街中は、巨人が居なくなり
風の音と泣き声が響き渡る。




ジャン・キルシュタイン
ジャン・キルシュタイン
これをエレンが……
やったってことか…?



街中には、巨人の骨しか残っていなかった。





















































久しぶりすぎて泣いている時の声分からなくて
変になってしもうた。

許して🙏


第8話の咆哮とまったくクリスタが
出せなくてごめんない🙏🙏


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