⚠️過度な首絞め描写、殺人描写、暴言などが含まれております。ご注意ください。
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~ 壁の端にある家にて ~
ミカサ side
私はあなたの下の名前(カタカナ推奨)とエレンに出会う前、
"本当の"家族と過ごしていた。
私は手首に包帯を巻かれた。
お母さんは鮮明に覚えている笑顔でそう言った。
私は子供らしく無知で、無垢だった。
だからもし、あんな目に合わなければ、私は…。
その時、コンコンと扉を叩く音が聞こえた。
それが、父が最後にまともに話した言葉だった。
父はそう言うと、膝から崩れ落ちた。
入ってきた男の手には、血がついている
刃物を持っていた。
私が、小さい頃の私がすぐに判断すれば、
男は斧を持ってそう言った。
最後まで言おうとした時、母は
持っていた小さい刃物を持った。
母は男に刺そうとしていた。
母は、男が持っていた斧に
首の当たりを刺された。
母親は、私に手を伸ばした。
それでも、呆然としていた私の目の前で
力尽きた。
数秒前まで賑わっていた私達の家は、
父と母の息をしていない姿。
男の人達が争いあってる声だけだった。
顔が痛かった。
理解したところで遅かった。
体が冷たかった。
辛かった。
あなたの下の名前(カタカナ推奨) side
お父さんは何度も扉を叩いていた。
のに、ミカサちゃんのお家は
扉も開かなかった。
お父さんは扉を開けた。
鍵が開いていた。
それが、私が初めて死体を見た瞬間だった。
お兄ちゃんは私の体に抱きついて、
目の前に手を置いて伏せてくれた。
私達は外に行き、ミカサちゃんを探した。
それでも、風で木と木が掠れる音しかしなかった。
ミカサ side
私は男の人達に拘束されて、
どこかも分からないところに連れてこられていた。
頭がズキズキした、体も寒かった。
男の人は、私の肩を足で押付け、
無理やり顔を見えるようにした。
私にはもう、生きる意味がなかった。
ここで死んでいいと思えた。
私は誰かの声に途切れかけていた意識が
戻った。
私と同じぐらいの女の子と男の子だった。
女の子は泣きそうだった。
男の人は女の子を撫でた。
女の子は男の人の首元に手を当てている素振りを見せた。
でも、次の瞬間、
私はその行動の意味を理解した。
次の瞬間、男の人は首から血を出して倒れた。
次に、男の子は箒の端に
刃物を巻き付けている凶器を男の人に向かって刺した。
男の子は男の人が倒れた瞬間、
殴っていた。
女の子も刃物で男の人を何度も刺した。
男の人はもう動かなくなった。
女の子が私の方へ歩いて来た。
その時はまだ少しだけ怖かったのかもしれない。
女の子は私の手首を拘束していた
紐を切っていった。
男の子はエレン、女の子はあなたの下の名前(カタカナ推奨)という名前だった。
その時、家に入ってきた"3人"の顔を
思い出した。
その時、後ろから
また別の男の人がやってきていた。
あなたの下の名前(カタカナ推奨)は凶器を
取ろうとした。
それでもお腹を男の人に蹴られた。
男の人はあなたの下の名前(カタカナ推奨)の髪を
引っ張った。
あなたの下の名前(カタカナ推奨)も、エレンも、男の人に
首を掴まれた。
私はその場面を、ただただ見るしか無かった。
でも、
私はあなたの下の名前(カタカナ推奨)の言葉に、
刃物を持った。
……のに、この頃の私は、刃物を持つだけで
震えるだけしかできなかった。
その時、私は思い出した。
この光景は、今までに
何度も、何度も
見てきたということを。
私はその時、今生きていることが
奇跡のように感じた。
その瞬間から、私は体の震えが止まった。
その時から、私は今まで自分を完璧に
支配できた。
なんでも出来ると思った。
~ ??分後 ~
その後、憲兵団の人達と
おじさん…イェーガー先生が来た。
あなたの下の名前(カタカナ推奨)とエレンは
イェーガー先生に抱きしめられていた。
イェーガー先生が私に話しかけた。
その時、エレンは巻いていたマフラーを
私の首に巻いてくれた。
そして、あなたの下の名前(カタカナ推奨)は私を強く
抱きしめて温めてくれた。
私は私を受け止めてくれたという嬉しさに
言葉を失っていたのかもしれない。
私は視界が滲むのを感じた。
勝者しか生きることは許されない。
残酷な世界。
そう思った時、鐘がなった。
あなたの下の名前(カタカナ推奨)と私は準備が
整った。
私たちはエレンがいる方向へ向かった。
完全なるミカサsideのお話でしたね。
別界隈の人で私の小説を見てくれている人は
わかると思いますが指定されそうですね(経験者は語る)
もう二度と同じメンバーでクラスになる
って事はないんですね…。



















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!