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第2話

現れた男

もうそろそろ大丈夫か、と何本目かの角を曲がったとき、突如として男が現れた。



テヒョン
テヒョン
ねぇ、おじょーさん、


現れたのは、私より年上の青年だった。






真っ白でふわふわの髪、青色の目。整っているという言葉だけでは終わらさせれない圧倒的な造形美。白いシャツに黒いスキニージーンズ。銀に煌めくピアスと黒いスニーカー。









どこにでもいそうな青年なのに、只者ではなさそうなオーラを放っている。








ていうか、私の前に「突如として」現れた時点でアウトだ。只者じゃない。関わっちゃだめなやつだ。





テヒョン
テヒョン
ちょ、ちょ、待ってって!



シャツの裾をクイッとひかれてつんのめる。


テヒョン
テヒョン
なんで無視すんのさー
You
You
「おじょーさん」は私じゃないと思いまして。
テヒョン
テヒョン
ここ他にだれもいないじゃん。え、もしかしてそういうの見えちゃう人?テテ怖ーい。



なんだこのマシンガントーク。







何が「テテ怖ーい」だよ、可愛くないし。




テヒョン
テヒョン
おじょーさん名前は?僕はテヒョン!
You
You
教えません。
テヒョン
テヒョン
なんでよケチ!僕は教えたよね?
You
You
勝手に言ってきたんでしょうが。
テヒョン
テヒョン
もー、固いなぁ。ま、そんなことより逃げようよ。僕今追われてんだよね〜


テヒョンが言い終わるか言い終わらないかのうちに、追手の声が聞こえてきた。







呆然とする間もなく、腕を掴まれ走り出す。








このあたりの地図は頭にたたきこんである。








右へ左へと息をきらして走り続けた。