赤いチューリップの花言葉は…
(彩香)「愛の…告白…?」
(隼人)「正解。」
え? ということは…?
(彩香)「私も好きーーーー!」
(隼人)「大声で良くそんなこと言えんな…」
(彩香)「だって嬉しかったから…」
(隼人)「じゃあ北野と笠井のとこ戻るか。」
(彩香)「あ、ちょっとだけ待って!」
(隼人)「え?」
私はまた、さっきのみんなとはぐれたお店へ行った。
(彩香)「あった…」
そこには、赤いチューリップの刺繍のしてあるハンカチがあった。
それは私にはとても特別なものに見えた。
…これを見てお店に入ったから迷子になったんだけどね。
そして私はハンカチを2つ買った。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。