第78話

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2,030
2024/04/15 12:17
mina
 きゃはは!ジュニ、も〜ㅎㅎ 
jun
jun
 本当は嬉しいくせに!
mina
 そりゃ嬉しいに決まってるでしょ 
jun
jun
 あれ、素直だ。かわい〜 
you
 はぁ…… 

いつもなら鬱陶しいくらいに感じるミナたちのイチャイチャも、どうでもよかった。

そのくらい私は自分のことでいっぱいいっぱいだった。

mina
あれ。元気ないね。あなた〜?どうした?
you
 ちょっとね……色々あってさ 
mina
そっか。非力かもしれないけど、話聞くくらいならするよ?
you
んーん、大丈夫。私の暗ーい気持ちがミナ達に伝染したら申し訳ないからㅎ
jun
jun
 んー……無理しないでね 
you
うん、ありがと。ほら、明日文化祭だし!気持ち切り替えていかないと!

私のせいで周りの人に迷惑をかけている。いっその事、誰とも関わらない方がいいんじゃないかとも思えてくる。
でも人間だもの。そんなことは出来ない。


私は伸びをして、自分の頬をペシッと叩いた。

一旦そのことは忘れて、文化祭に集中しよう。そう思いながら私は最後の準備に取り掛かった。



***

girl
いらっしゃいませ〜!二名様ですか?こちらの席へどうぞ〜

文化祭当日。うちのクラスは割とお客さんが入っていた。

you
 (ご注文は) 
_
ニンニンパフェ二つで、!あの、写真一緒に撮ってもらえまえすか?
you
 (了解) 
_
 わぁ、ありがとうございます!
you
 (ごゆっくりどうぞ) 

you
 ニンニンパフェ二つお願い 
jihoon
jihoon
 はいㅎお前、人気だな 
you
ね、なんか嬉しいよ。私くノ一として生活しようかな?
jihoon
jihoon
 それはやめた方がいい 
 おい、イあなたってやついるか 

キッチン組に注文内容を伝え、少しジフニと話していると、そんな声が後ろから聞こえた。

私を探しているみたいだ。

girl
 えと、この子です…… 
you
 (何か?) 
seungcheol
seungcheol
 俺はスンチョルだ。知ってるか? 
you
 (どちら様でしょう) 

ちょっと濃いめの顔。ダボッとした上下で、いかついアクセサリーを着けてる。

誰かの知り合いとも到底思えなかったし、ただ純粋に文化祭を楽しみに来ているようには見えなかった。

ま、見た感じ不良枠に入る。

seungcheol
seungcheol
 面を貸せ。早く 
you
 (仕事中ですので) 
seungcheol
seungcheol
なんで話さないんだよ。早くしろって言ってんの

コンセプトを死守しているもんで。
seungcheol
seungcheol
なぁ。今ここでお前を殴ることも出来る。さ、どうする?
you
 (問題は起こさないでください) 
seungcheol
seungcheol
なら俺に着いてくることだな。ほら、言うことを聞けッ
you
……無理。そういうことは後にしてくれる?
seungcheol
seungcheol
 うわッ……!? 

毎度のことである。
もうこういうことにも慣れてしまった。

お願いだから、これ以上絡んでこないで。


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