第83話

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2024/04/20 12:52
mina
もー、二人ともどこ行ってたの!って……
jun
jun
なんか、ホクホクだね?じゃがバターみたい

ついに私たちは茹でカムジャになったのか。

違うよ、そうじゃなくて。さっきまで近かった(近すぎた)距離も、お互いの表情も普段通りにしたはずなのに、彼らは私たちの雰囲気の違いを汲み取ったようだった。

mina
 進展あった?ㅎ 
you
 なっ……!

soonyoung
soonyoung
 やー、ジュナ!それ以上聞くな!
jun
jun
 ひひㅎ 

彼も彼で何か言われているみたい。
you
と、取り敢えずいいから……!まだまだでしょ、後夜祭は
mina
そうだけど……あ、てかあんた達見逃したでしょ。ウリジフニとソヨニのデュオ
you
 え?何それ 
mina
知らなかった?ジフニのピアノと、ソヨニのフルートでやってたよ、あなたが好きなあの曲
you
うっそ!?ていうかあの二人、繋がりあったの?
mina
うん。なんか良い感じらしい 
you
 え、ジフニに春が…… 

なんだ。みんな知らないところで色々あるのね。

mina
ま、とりあえず楽しもー!こういう話はまた後でㅎㅎ
you
 わっ……!うんㅎ 
ミナは私の手を引き前の方へ進みだした。


そこから後夜祭はあっという間に終わり、クラスの片付けは明日まとめてやることになっているので、そのまま解散になった。

호랑이
 一緒に帰りたいから待ってて 

クラスに戻り帰る支度をしていれば、スマホにスニョンから一件の通知が。

文面を見ただけで嬉しくなっちゃうのは、もう気のせいじゃない。

soonyoung
soonyoung
 ごめん、待たせて 
you
 いや全然?寧ろ早い方じゃない?ㅎ 
soonyoung
soonyoung
 そ?ならいいやㅎㅎ帰ろー 

玄関まで歩いている時も、駅までの道も、電車に乗ってからも、やっぱり他の生徒の視線が気になって仕方がなかったので、お互い無言で過ごしていた。

私の最寄り駅で一緒に降りてくれたスニョン。
周りに誰もいなくなったことを確認すると、彼はスっと手を握ってきた。

soonyoung
soonyoung
俺、あん時ちょっと必死で「好き」ってことしか伝えられてなかったよな
you
 私もだよㅎㅎ 
soonyoung
soonyoung
 その……俺と、付き合ってくれる? 
you
お願いします……って言いたいところなんだけど、ちょっと色々解決してないことがあるから、、
soonyoung
soonyoung
……あー、確かに。ならまだの方がいい?よな
you
 うん 
soonyoung
soonyoung
正式に付き合う前に心変わりとかしない……?
you
しないよㅎそこは安心して?ていうか、私よりスニョンのほうが心配なんだけど?
soonyoung
soonyoung
はぁ?俺の気持ち舐めんな。きっと誰よりも好きだよ、あなたのこと
you
 ……っぽいね〜 

冗談みたいに流すな!って言われちゃったけど、そうやってストレートに伝えてくれるから恥ずかしいだけだよ。

私は笑いながら手をぎゅっと握り返した。

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