あの後、結局夜遅くまで岸くんに聞いて貰っていた。で、思わず間違ってチューハイを飲んじゃったから、そのまま寝ちゃったんだ私……
う〇んの力を飲んだ後に岸くんが作ってくれた朝食を食べるけど、これまた絶品。
そして、お腹いっぱいになると、岸くんからのお土産を手に持って急いで家に帰る。
そして、足早に家に帰る。
この間より、軽い気がする。
ガチャっ
家に帰ると玄関からでも分かるくらいいい匂いがする。ってことは、久々に廉くんがご飯を作ってるのかも!
以外に作ったら上手だからね^^*
しかも、玄関に新しい靴があるっ!
私のために?!
嬉しすぎるんだけどっ!
元気よくリビングのドアを開けるとそこには
バサッ
私のエプロンをきた真尋ちゃんと上裸の廉くん。
驚きすぎて思わず持っていた岸くんからのお土産を床に落とす。
もうそこには、私の帰る場所なんてなかった……。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!