文化祭から早2年経とうとしていた。
あれから廉君呼びから廉へと変わり、廉と私は大学院試験を受けたが廉は落ちて私だけ受かってしまった。
最初は私も就職にしようかと思ったけど廉にとめられたので自分のしたいことを優先した。
廉は廉で大学がまぁまぁいい所で、廉もそれなりに勉強していたので、大手の会社に務めさせてもらうことになった。
そして、今日は初日。
廉のネクタイをしめる。
チュッ
廉と変わらぬアツアツを保つ私。
本当にいつの間にか昔よりだいぶ身長も伸びてかっこよくなった廉。
ちょっと、心配。
だって、あーゆー性格だから好かれやすいじゃん?
まぁ、信じるしかない!
そして、私も用意をして愛の巣に
そう告げて大学へと向かった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。