第12話

3-5
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2021/09/04 10:57











変わらなければいけないと思ったものの、一体何をすればいいのか勉強の合間にぼんやりと考える

目線の先にはカレンダーが写る





そうだった、来週の火曜日はかっちゃんの全中陸上大会

高速バスの予約を取らないと

























今はラストスパート。全然家に来なくなったのは集中しているから






大丈夫、何も問題ない






しかし、少しの違和感。

あの時は緊張?なんて単純に思っていたけれど、本当にそうなのだろうか

今考えれると焦っていたようにも感じる

確実に私に何かを伝えていた
























かっちゃんは人に頼れない





決して口に出さない

だから誰も気づかない





私がどうにかしないと















出久くんにLINEを送ったあと妙に勉強が捗った








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