「数学も俺の方が上だ!!」

「そうだね...僕なんか全然ダメだ...」

「デク、そんな気にすんなって、、、」
 「爆豪くんそれ毎回言うつもり?」

「うっせぇ!バカは黙ってろ!!」

「なっ!あなたちゃんひどくなぁーい?」

「本当にごめん、今日連れてこなきゃ良かったね...」

「まぁまぁ、爆豪がこういうやつっていうのは何となく知ってたし、

それに実際お前バカじゃん?だからしゃーなし」

「はっ!自分だって勉強全然しないじゃん!だから今日2人に教えてもらおうってなったんじゃん!!」





「本当にごめんなさい...」










空気が最悪すぎる...どうしよう、、、





かっちゃんを睨もうとするけど、出久くんの方を見ていて届かない










「ふ、ふたりともわからないところはじゃんじゃん聞いて!できる限り答えるから!」

 「ありがてぇぇ、爆豪はなんでわかんねぇんだとかその答えなわけねぇだろとか言ってくるからまじしんどかったんだわー」

「あぁん?!!」

 「私には間違ってること指摘してくるくせにデクばっかり見てて全然説明してくれないしさー」

 「自分で考えやがれ、バカ女ぁ!」

「な、なんてこと言うのかっちゃん!」 

「そうだよなぁ、自分で直せなきゃ本当に理解したことにはならないよなぁ、、、

やっぱり僕なんかじゃ雄英に合格なんて無理だよなぁ…」




















「あぁん？」

「…出久くん、雄英志望なの?」










「うん、私は知ってたよ〜？」

「お前ら知らなかったの?だからデク勉強頑張ってんだよ」

「じ、実はそうなんだ...でも毎回模試がD判定で先生に諦めろって言われてるんだけどね...」

























「出久くんなら合格できるよ!絶対に!」
「ナメてんのか」










まただ...





「全教科で一つも勝てない、陸上も大したことないお前が

雄英に行くだぁ?」










 「爆豪、ガチおこはないって...」