こ「おいあなた起きろー!」
ジェ「お姫様抱っこしたらええんちゃうー?」
り「俺むりー」
る「僕も自信ないです。さとみくんは・・・」
こ「コンビニ行ってくるって出てった」
な「ジェルくんお願い」
ジェ「え〜!?なーくんやったらええやん!」
り「ダメでしょなーくんがお姫様抱っこなんてしたら骨折れる」
な「ちょ、莉犬くんそこまで言わないでも・・・泣くよ?」
まぁまぁ微笑ましい会話ですこと。楽しいわーwww
起きようかな。
私は少し悲しそうなして起き上がる。
「みんなさ、そんなに私の事持ち上げるの嫌だ?」
おおっとやらかしたとみんなの顔が言っている。
うぐっ・・・心が痛い。
「うそだって。起きますよー」
ストっと車から降りて、辺りを見る。
やっぱりこの家大きい。
一軒家だよ?
駐車場ありで狭いけど庭もあるし、玄関の傍には植木鉢。
チューリップとクロッカスが植木鉢に植わっていて、駐車場の端にスノードロップ(マツユキソウ)が咲きそうだ。
・・・この人ら、ほんとお金持ちだな。
住宅街から少し外れた所にある、1番大きそうな家だ。ここに住むとか。やばくね、この人ら。
「ね、なーくん、この家買ったの?」
ごくごく普通の質問をする。
な「あー、買ってないよ。親戚がお金持ちでさ、『音楽の仕事してるの!?凄いわぁ〜。あ、そうだわ、住もうと思って買ったんだけど全然使ってない一軒家あるからそこにお仲間と住みなさいな!』って言われて。」
んーなんか想像できる。
「あ、持つよ!」
いっぱい買い物袋を抱えた莉犬くんが通りかかって、私は駆け寄った。
り「いいの!?ありがとー\(*ˊᗜˋ*)/♡」
「いいえー(´˘`*)」
一通り荷物を運び終わり、手を洗って、晩御飯を作り始める。
「ほうれん草のおひたしと・・・あ、お魚あるじゃん。(いや自分で頼んだんだけど)お刺身もかなぁ〜」
1時間後
「夕飯出来ました〜!」
階段の下に立って、みんなを呼ぶ。
返事なし。
しょーがない、1人ずつ呼びに行くか。
1人目、るぅとくん。
「||☆\“(・_・。)コンコン」
る「はーい」
「ご飯出来てるよ、降りてきてね」
次、ジェルくん。
「ジェルくん、・・・ジェルくん?」
なんで返事がないの?
「おっじゃまっしまーす」
ガチャっとあけてみるが、居ない。まぁいいや。
3人目、なーくん。
だが、なーくんも居ない。
莉犬くんは居たけど。あとはさところだけだな。
さとみくんの部屋。
「||☆\“(・_・。)コンコン」
こ「いいよー!」
ん?ころちゃんの声。
「お邪魔します」
入ってみると?
さとみくんころちゃんなーくんジェルくんが。
絶賛ゲーム中。
「夕飯出来たよ。ね、来るよね?((圧」
無事にみんな揃って、いただきます。
り「ん!ほれほいひい!」(ん!これ美味しい!)
「そう?良かった〜!」
こ「ん!あなた、ひょうひふわいねー」(ん!あなた、料理上手いねー)
「そうでも無いよ、人並みだってば」
な「なんで会話出来てるのか」
さ「謎だな。」
ジェ「ほう?ほはるよ?」(そう?分かるよ?)
「賑やかだねー」
ほんとに元気がいいなぁ。
数十分後
みんな「ごちそうさまでした。」
後片付けを済ませると、リビングで、みんなが揃ってマリオカートをしている。
ジェ「あなたも来てや!」
って言うからやってみたら。
「ぶっちぎりで1位なんですけど・・・」
こ「あっれれ〜?さとみくん負けてやんの!www」
さ「くっそ、あなた、もう1回だ!」
「≧(´▽`)≦アハハハ」
寝たのは10時。
まぁ、寝られなくて30分ごろごろしてましたけどね。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!