第6話

しーちゃん
478
2018/08/24 04:02
三浦友哉
え、いきなりどうした…
藍川真
それはこっちのセリフ…
すると、真は俺とのトーク画面を俺に見せて
きた。
藍川真
あのねぇ…今から寝ようとして
いたのにこんなの送られてきて
どう思うよ…
三浦友哉
あ…
確かに送るはあまり考えないけど、送られた
方からしたらかなり恥ずかしい。
三浦友哉
恥ずかしい、な…
藍川真
ほんと…流石に僕でもこれは
恥ずかしいって…
三浦友哉
ごめん…興味本位で…
画面を見つめる真の顔は赤く染っているように俺は見えた。
三浦友哉
……真の顔って赤くなるんだ。
藍川真
なっ、失礼だな。僕だって一応
これでも女子なんだ!
三浦友哉
はいはい、でいつ?
藍川真
えぇ、言いたくないし。てか、
4歳で初めてした人はさっさと
寝なさい!!
三浦友哉
ちょっ!何でそのことを真が
知ってん…だ…よ………え?
確かに4歳の時にしーちゃんとしたことは
ある。けど、誰かに話したことはない。
藍川真
……おやすみ。
三浦友哉
何逃げようとしてんだ。
窓枠に足を乗せた真を引っ張り部屋の中に
連れ戻す。
藍川真
もぉ、離せよ〜!!
三浦友哉
いやいや、何でそのことを真が
知ってるんだ。
藍川真
ちょ、直感?
三浦友哉
言い切ったからそんなわけない
絶対に知っていた。
藍川真
……。
すると、俺の耳元に口を寄せて真は…
藍川真
……私の負けだよ、みー君♪
確かにそう言った。
「みー君」という単語を聞き、俺は凄い熱くなる。
藍川真
あれ?顔熱っwもしかして、
今真っ赤?w
三浦友哉
す、少し考えさせろ!
ひんやりとした手に驚きながら俺は後退、
状況を把握しようと必死に頭を回す。
真がしーちゃん?え、待て、そうだったと
したら、さっき真が俺に色々聞いてそれに
答えたことは本人に……
パッと前を見ると、真が自分の部屋から手を
振って窓をしめた。
慌ててますね〜w
友哉
逃げたよな
えぇ?どうでしょうw
あ、明日は7時に友哉の家に
行くからね〜
友哉
あ、分かった
んじゃ、おやすみ
いい感じに話を流された。
三浦友哉
はぁ……
真がしーちゃん?何処から「しー」ってのが
出てきたんだよ…
そんなことを思いながらも明日に備え、俺は
寝る。
〜7月12日 08:00〜


順番通りに俺は穂花に入れる。
07/12 08:00
To:開催者X
title:投票結果
《投票結果》
1位、寺谷穂花(9票)
2位、野瀬遥香(4票)
3位、橋本圭(1票)

《ミッション》
寺谷穂花は2人に「死ね」というメールを
送れ。送った相手に罰を与える。
三浦友哉
穂花か…
穂花は気が弱いから難しそうだな…
そんなことを考えながら用意をして、7時に
真が来るのを待つ。


ピンポーン
インターホンが鳴ると俺は外に出て、倉持
さんと龍田さんに会うために駅へと向かった

プリ小説オーディオドラマ