第30話
9月14日
覚悟を決めた俺と瑚子は栄華高校に転校。
秋から学校に行くことになり、9月1日に白鷺
拓海と同じ高校に通い始めた。
ー 9月14日 ー
瑚子が用事があるからついてこいと言われてついて行くと、森…いや、山に着いた。
暫く歩くと、「五十嵐村」と書かれた看板の
立つ場所にやって来た。
森の中に入り少し歩くと、少し広がった場所
に着いた。中央には大きな木があり、木の
ところに数人の男女がいた。
そう瑚子が大声で言うと、こっちに視線が
集まった。
後ろから声が聞こえ、振り向くと若い女性。
それは教科書に載っていた神崎舞さんでその
体は何故か透けていた。
唐突に質問をされる。神崎さんは自分の墓石
の上に座って俺達を見ている。
そう言って、神崎さんは嬉しそうに笑う。
俺達はそう言って、五十嵐村から去った。
そう言って、舞はいなくなった。
俺達はそう誓い合った…
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