第2話
嫌いな毎日の変化
あなたside
朝が来た
僕が大嫌いな
いつもの朝
兄は生徒会に入っており
女子に人気だ
そんな兄がいる僕はただの図書委員・美術部だ
兄に敵う筈もないが
兄と行動するため
女子からは大ブーイング。
生徒会長からは勧誘の声。
まぁ生徒会のほとんどからは大ブーイング。w
兄は僕から離れようとしない
僕はいつものように手を引かれながら
学校に行く。
行きたくないけど嫌々行く
主張しても言いくるめられるから
やっぱり兄には敵わない
学校に行く途中
生徒会と合流した
そういや手ぇ繋がれてましたね…
はぁ……また女子に睨まれる
この人はシャオロンと呼ばれている
黄原 紗音さん
ロンはどこから来たか分からない
……?
見慣れない人がいる
……
いや……
甘ったるッッ?!
露骨に温度差出すなよ
愛想笑いだよ感謝しろ
紗音さんなんて
挨拶されてないんだから
毎日言われたらわかるよ
あ、この人は絡繰 黒樹さん
皆からグルッペンと呼ばれてるらしい
この子からは…
僕を嫌ってる気配がしない
てことは仲良くしても良いか
さっき愛想笑いしてごめんね
わかるやろ
確かこいつは…忘れた!
そりゃ思うよね〜w
そしてまた女子達から痛い視線を向けられながら
学校へ向かった
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