テヒョンside
俺はテヒョン。俺には好きな人がいる
それはメンバーであり、幼なじみでもあるジミンだ。
ジミンも俺も男だけどそれは大丈夫。
なんでかって?
ジミンも男が好きだから。
ジミンの好きな人はジョングク。
本人はバレてないと思ってるけど
俺は知っている
だって、毎日ラブラブな光景見せられたら分かるよ
俺はただそれを眺めている。
叶わないんだって
~別の日~
今日はジョングガのVライブの日。
ジミンはなんだかソワソワしている。
それになんだか上の空だ
そういってリビングから出ていった。
…何だか様子がおかしい
そう思ってジミンの後をついて行った
ついて行った先はー
ジョングクの部屋。
何だか嫌な予感がした。
そういってジョングガの部屋に入って行く。
もしかしたら…告白するのか?
そう思い、ドアに耳を澄ませた
あまり聞こえなかったけど、
これだけは聞こえた。
聞こえた瞬間耳を離した
え…両想いじゃないのか?
その時の気持ちは疑問と
…ジミナには失礼だけど安心感があった
すると、急に扉が開いた
そこには目に涙をいっぱい溜めた
ジミンがいた
心がギュッと傷んだ
好きな人の泣いてる姿なんて…
思わず抱きしめた
いつもなら拒否するジミナだけど
今は俺の体に包み込まれて泣いている。
あぁ、俺にはコイツしかいない。
ジミンの返事はなく、その代わりに
俺の体にさらに顔をうずめた
俺はジミナを抱っこして部屋へ行った
続く
-番外編-
他のメンバーと会話してて廊下に出た時、テヒョンがいたから思わず隠れてしまったけど…
ジミナはジョングガと付き合ってたんじゃないのか?
なのに今はテヒョンの体に包み込まれていた
他のメンバーはジョングガとジミナが付き合っていると勘違いしている。
親父ギャグを見せるためにネタ帳を取ってこようとしてた最中だった。
…その後に話すか
終わり
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。