第7話

価値
1,042
2021/02/20 05:00
9月26日
ガヤガヤガヤガヤガヤガヤガヤガヤガヤガヤガヤガヤ
(なまえ)
あなた
んっんー
(あれ?誰かきてる?お母さん誰かと話してる?)
(なまえ)
あなた
お母さん?
紗枝(兄妹の母親)
紗枝(兄妹の母親)
あらあなたおはよう
(なまえ)
あなた
(ん?なんか機嫌いい?)
男
はじめまして、〇〇だよ。
あのねー早速だけどおじさんに着いてきてくれるかな?
今日からねあなたちゃんはおじさんとおじさんの仲間と一緒に住むからね。
(なまえ)
あなた
え?
お母さんどう言うこと?
明日お兄ちゃん帰って来るんだよ?
ねえ一緒に暮らすんだよね?
紗枝(兄妹の母親)
紗枝(兄妹の母親)
だからよ!(大声)
お兄ちゃんに迷惑かけないでちょうだい!
もう顔も見たくないのよ!
それにあなたお金になるのよ。
(なまえ)
あなた
え?
男
そうだよ。おじさん達可愛いあなたちゃん貰うなんて出来ないから500万お母さんに渡すんだよ。
良かったね!最後にお母さんにプレゼントだよ!
(なまえ)
あなた
そっそんな!
男
じゃあ早速いこか?
(なまえ)
あなた
(もうダメだこんなん逃げられない)
紗枝(兄妹の母親)
紗枝(兄妹の母親)
早くしなさい!
(なまえ)
あなた
あっあの!上着取ってきてお手洗いに行かせてください!
男
わかった。いいよ。でも逃げようなんて考えたらダメだからね。
(なまえ)
あなた
うっうん。
(なまえ)
あなた
(上着もお手洗いも本当は嘘)
(なまえ)
あなた
(でも疑わせないために一応行っとこ)
(なまえ)
あなた
お兄ちゃんに手紙書いとこ
お兄ちゃん達へ

ごめんね。
お兄ちゃんのお誕生日祝えない。
私への唯一のプレゼント買ってきてくれてたら無駄にしちゃってごめん。
バンドの事のもごめん。みんなに謝っといて。
お兄ちゃんと一緒に居たかったけどもう無理みたい。
あとお兄ちゃん知らなかったと思うけど前からお母さんに嫌われちゃっててお兄ちゃんが旅行に行ってからちょっと叩かれたりしちゃってたんだ。
でもきっときっと大丈夫。
怖いけど1回逃げてみるよ。もし上手くいったら、30日〇〇公園のいつもの場所で待ってる。
上手くいかなかったら私全部諦めるからお兄ちゃんも私の事忘れてね。

追記
いっつも可愛い服じゃなくて男の子格好ばかりで言うこと聞かなくて面倒ばかりかける妹でごめんね。大好きだよ。
私頑張る。 2人の妹より。

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