第4話

可愛い
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2020/10/27 08:51
伊吹side













新しく404に加入したあなたちゃんは、
きゅるっとしてて、とにかく可愛くて元気

おまけに頭も良くて、運動もできる。









こんな完璧な子、いる?








いた。






佐野「伊吹さん!」

『っ、びっくりした!』

佐野「あっ、ごめんなさい、ぼーっとしてらっしゃったんでつい、、笑」

『いいよいいよ〜』

志摩「佐野さん、あんまり伊吹に関わらない方いいぞ?」

佐野「そうなんですか?」

九重「あなた、こっちおいで」






まーた九ちゃんの方行っちゃった。
九ちゃんめっちゃ過保護。
てかなんでこんなに九ちゃんと仲いいわけ?どういうご関係で!?










九重「あなた、家を出る時と帰った時は必ず家に鍵をかける。分駐所を出る時も同じ。
あと、絶対に俺に連絡して。分かった?」

佐野「世人お母さんみたい、笑」

九重「俺は本気なの。いい?」

佐野「はーい!」










本当に九ちゃんお母さんみたい、笑






『なぁなぁ、2人はなんでそんなに仲良いの?』

佐野「あ、私たち幼なじみなんです!」

九重「あなたは東京出身だけど親の都合で保育園の時に福岡に引っ越してきて、家が隣だったんで仲良くなりました」

佐野「同い年だし、よく相談事とかお互い沢山してました笑」

九重「懐かしいなぁ」

佐野「世人が警察官になるって聞いた時、実は世人のお父さんに憧れがあって私もなりたいなーって思ってたので、何年か遅れて世人に追いつきました!」

九重「父さんはこっちの警察官じゃないけどな、笑」

『へぇ〜幼なじみなんだ!』

志摩「どうりでこんなに仲がいいわけだ。」

『俺もあなたちゃんの幼なじみになりたい〜』

志摩「やめろ」

『ふふ〜』









佐野「伊吹さんってチャラい?」

九重「うーん、まぁチャラい、のかな」

佐野「何だか楽しそうな職場だね!」

陣馬「それ、西武蔵野署の刑事さんにも言われたよ。なかなか愉快な職場ですねだってよ」


















てかさ、マジで。
あなたちゃん、きゅるっとしてるよなぁ
きゅるきゅる魔人だよ〜〜







『可愛い〜』

志摩「心の声ダダ漏れ。」

『っえ!聞こえてた!?』

志摩「思いっきり。きゅるきゅる魔人あたりから。」

『まじか〜でもさ、ほんとに可愛いよな、あなたちゃん!』

志摩「まぁ、そうだな」

『んね!志摩ちゃんもわかるでしょ!?』

桔梗「2人してナンパ?」

『うわっ!びっくりしたぁ
隊長お疲れ様っす』

志摩「お疲れ様です。別にナンパなんてしてません。こいつが勝手にしてるだけです」

桔梗「あらそう」









あなたちゃんは隊長の事が大好きだ
2人の絡み、きゅるきゅる空間なんだよなぁ






佐野「桔梗さん!」

桔梗「お疲れ様」

佐野「お疲れ様です!」

桔梗「相変わらず元気ね、伊吹みたい」

佐野「だって桔梗さんに会えたんですもん!
いつ見てもかっこいい、、、!」

桔梗「ふふ、ありがと」

佐野「いえいえ!」









目がキラキラしてる。可愛い〜










あなたちゃんは笑顔が本当に可愛い。
元気だからいつも笑ってる。でも真剣になると本当に真面目。頭良すぎ。志摩みたい

運動も出来るから、今度ランニング誘ってみよっかな〜









佐野「伊吹さん、行ってらっしゃい!」

『・・へ?』

志摩「何ぼーっとしてんだ。早く行くぞ」







あ、そっか
今から志摩ちゃんと2人きりで3機捜のヘルプ

昨日は俺とあなたちゃんで、
明日は志摩ちゃんとあなたちゃん

交代制だからな〜







『りょーかい!あなたちゃん行ってきます!』

佐野「行ってらっしゃい!」






はぁ、可愛い、めっちゃ元気出た!!
伊吹藍、仕事頑張ってきます!!

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