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2021/06/30

第1話

出会い①
さくらside

高い高い天空から美しくキラキラと輝く雫がポロポロと落ちてくる。
街には色とりどりの鮮やかな傘達が踊っている。
現在は午前7時半過ぎ。
出勤する人や登校途中の人々が行き交っている。

紫陽花(あじさい)の花びらに雨水が落ちるとパンッといいそうなほどの衝撃で弾けていく。
カタツムリがのらりくらりと触覚を伸ばし遊んでいる。

私は人混みをかき分け前へ前へと早足で進んでいく。
つま先を見るようなかたちで下を向きビニール傘をもち。
今通っている道から少し歩くと右手側に私の通っている高校が見えてくる。

私の通っている高校は8時15分までとなっていて、HRが始まるまでかなり時間が空く。
何故こんなにも朝早くから学校に来ているかと言うと、雨が降っているからだ。
私は雨が大の苦手であるからだ。友達には大袈裟だと言われるくらい。
室内にいるだけなら少しはマシになるが、基本的に学校がある日以外は雨が降っている日は外に1歩も出ない始末だ。
早めに学校へ来てしまえば当分外に出る心配が無くなる、ということを考えての行動なのだ。

校門を通り抜け、様々な花が植えてある花壇を横切る。
こんな時間に学校へ着ている人はやはり少なく、外にいるのも私と他2人ほどしかいなかった。
後数十分もすればここも賑やかとなる...。
校舎の中へ入り込み雨で濡れている傘を適当な傘立てへ立てた。

内履きへと履き替え自分の教室へ向かっていると後ろから賑やかな声が聞こえてきた。

?1「春輝〜お前日直なんてサボっちゃえよ〜」
?2「え〜?いいじゃんいいじゃん!てか、サボっちゃったら相手の子に申し訳ないだろ?」
?1「だからって俺を誘うなよな!?」
?2「へへっ、でもいやいや言いながらも手伝ってくれるじゃん?」
?1「お前がしつこいからだろ!?」

ちらっと後ろを見ると学年で中心にいる男子
黒澤真琴(くろさわまこと)くんと颯水春輝(はやみはるき)くんだ。
正直あーゆー男子とは関わり合いにはなりたくない。
そんなことを思い少し早足で教室へ向かった。











この小説に目を通して下さりありがとうございます✨
小説を書くこと自体は楽しく書かせていただいているのですが、表現の仕方などこのアプリで小説を書く、ということがまだまだなのでそこのところはご了承頂けると嬉しいです。
リクエストなども受け付けますのでお気軽にどうぞ。
次回の『雫の中に映るのは』もお読みくださると嬉しいです。
ではまた。。

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