第24話

魔獣再臨
85
2019/05/01 17:00
あらすじ

霊夢とアイクの大激闘、勝者は霊夢、
見事優勝し、神として認められた。
そして、次は、ザガロ・グランブルー
との対決だ。皆、期待を胸に
楽しみにしているのだった。

ーーーーーーーーーー

ダークネスリーグはすっかり幕を閉じ、
霊夢の優勝、アイクの準優勝を記念して
大宴会が、観客達全員と共に行われた。

ザガロ「まさか、本当にアイクに勝っちまう
なんてなぁ!大したもんだぜ、全く。」

霊夢「アイク、貴方、本当に強かった、
正直、もう駄目かと思ったわよ。」

アイク「幻想郷の奴に負けるなんて、
思いもしなかったぜ?」

アロエ「あの二人、まだか?」

???「おまたせ。」

???「悪い悪い」

アロエ「あんたら遅いで?」

アロエが待っていたのは、黒髪と黒目の
シンプルな日本人の顔立ちで、カーキ色の
レギンスに皮のベルト、水色のチェックシャツ、
もう一人は、赤髪と緑の瞳、青いレギンスに
黒革のベルト、赤いチェックシャツを着た
青年二人だった。

アロエ「紹介するで、団長の喜多川卓郎と、
副団長のアレックス・ハンターや!」

卓郎「宜しく」

アレックス「よぅ、皆、宜しくな!」

霊夢「私は博麗霊夢、博麗の巫女よ」

魔理沙「霧雨魔理沙だ!」

早苗「東風谷早苗です!」

紫「八雲紫よ」

霊夢「団長って背、低いのね?」

卓郎「リ、リンクよりは高いよ?」

リンク「おい」

早苗「あれ、四天王といえば、その割には
三人しか居ませんね?」

ピット「もう一人は、シュルクさんって言います、
今は多忙でなかなか帰って来ないんです。」

ルイージ「光の異世界、『シャインギルド』」

魔理沙「なんだ、それ?」

ルイージ「自分にとって憎き世界です。」

早苗「聞いたことあります!」

早苗「光の世界、シャインギルド、
闇の世界、ダークネスギルドと対になる世界、
ダークネスギルドと比べて妖怪が少なく、
人間が多い世界.........5000年前、
ゼルダさん、パルテナさん、
リンダさん、ザガロさんの元出身
していた世界です。」

皆「!?」

ルイージ「シュルクは今、そこで異変を
解決しに行ってますよ、全く、あんな
世界、放っておいて良いというのに。」

霊夢「シャインギルドで何があったのよ?」

ルイージ「シャインギルドは、とにかく
美しい世界。憎らしいほどにね?
しかし、あちらは法律が厳重だ。
何故なら、シャインギルドの創造神は、
光こそが善、闇は悪以外何でもない!
と言い張る。しかも、ダークネスギルドは
善にとって、害でしかないとほざいた。
そして、シャインギルドの人間共が
自分達を消滅させる計画を立てた!
特に、邪神である僕と、破壊神である
マリオには酷い仕打ちを........。」

話している最中に、次第に声を発狂したように
荒げていき、終わると我に返って、
息を弾ませて沈黙したルイージ。
昔のトラウマに酷く悩まされていたらしい。

ザガロ「落ち着けよルイージ」

ルイージ「お前では説得力がない!」

???「皆さん!大変です!」

ドアを乱暴に開け、出てきたのは
カーフェイ、かなり焦っていたようすだ。

霊夢「あら、カーフェイじゃない、
どうしたのよ?」

カーフェイ「ベ、ベヒーモスが......
奴が、ここに近づいています!」

皆「!!?」

宴会で盛り上がっていた皆が一変して
カーフェイの方に一斉に顔を向ける。

魔理沙「あの野郎!懲りねぇ!」

ドォン ドォン

カーフェイ「!まずい!」

カーフェイ「皆さん、直ちに避難して
下さい!女性、お子様、お年寄りなど
の方は急いで!!」

卓郎「兵士の皆、奴を迎え撃つぞ!」

アレックス「準備しろ!」

兵士達「おおおおおおおおおおおお!」

兵士達は急いで防具を装備し、
それぞれ武器を持って外に出て行く。
そして、霊夢達も外へ向かう。

カーフェイ「!霊夢さん達、何を!?」

霊夢「決まってるでしょ?」

早苗「ベヒーモスを討伐するんです!」

カーフェイ「そういえば、貴方方は
戦えますね、わかりました、お願いします!」

???「皆さん、無事ですか?」

今度はレイモンド・アークが入ってきた。

レイ「まもなく、ベヒーモスが来ます!
私達七神は手を出せませんが、
頑張ってください!」

魔理沙「そっか、法律か.......!」

ルイージ「さ、自分らは避難してますよ」

マリオ「後は....頼むぞ。」

こうして、七神達は消えって行った。

霊夢「さぁ、行くわよ!」

魔理沙「おう!」

紫「ええ!」

早苗「はい!」

ーーーーーーーーーーーーーー

霊夢「..............何よ......あいつ......!?」

ベヒーモスは、以前に比べて、
角は再生して鋭く伸びていて、尻尾も
前より長く、禍々しい。
身体中に、薄紫の稲妻模様が浮き出ている。

レイ「あれは、キングベヒーモスに進化
している........!」

キングベヒーモス「グルァァァァァァァ!!」


続く

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