第45話

七光りのセブン
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2019/09/21 14:17
あらすじ

7つのカオスダイヤモンドの力でキラエナ
に移動する事ができた霊夢達。そこに待ち受けて
きたのは......?

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ザガロ「.....全然変わってねーな。」

ルイージ「美しいように見えるけど、なんか....
こう.....歪んだ感じだね......。」

霊夢「さあ、さっさとブラウを倒して
大異変解決よ!」

???「それは困ります。」

皆「!!」

謎の声がして、目の前に現れたのは、白い
ローブに金色のケープでフードで顔がよく
見えない男が現れた。

???「はじめまして、私はセブンと
申します、以後、お見知り置きを。」

ザガロ「セブン....!?」

ルイージ「.....!!お前は.....僕が幼いころ....
研究室にいた......!!」

マリオ「まさか!?」

セブン「おや?覚えていてくださいましたか、
これはこれは、大変嬉しゅうございます。」

霊夢「(......こいつ....見覚えが.....。)」

セブン「しかし残念、実に残念!ブラウ様の
為にここを通す訳にはいかないのです。」

パチン

セブンは言い終わると、指を鳴らし、
兵士や魔物達を召喚した。

セブン「せっかく来てくださったので、
これはほんのお礼ですよ。」

魔理沙「そうかよ!ならこっちもお返し
しないとな?ぶっ飛ばしてやるから待ってろ!」

セブン「いやぁ、それは美しくない.....
ぶっ飛ばすなどという言葉は醜く下等な
人間界の者達が使うものです。」

セブンは楽しそうに言う。

アレックス「全然倒して進むしかねぇ!」

霊夢「セブンは、」

魔理沙「私らに任せろ!」

卓郎「皆、行くぞ!」

皆「おおおおおおおお!!」

皆は一斉に走り出し、魔物達との激しい
戦いが始まった。

霊夢「霊符『夢想封印』」

セブン「閃符『セイントサンダー』」

霊夢は夢想封印、セブンは雷を繰り出し、
相殺させる。

セブン「やりますねぇ」

魔理沙「恋符『マスタースパーク』」

今度は魔理沙がマスタースパークをセブン
の背後に撃ち込んだが、セブンはそれをふわりと
軽くかわして魔理沙の方を向き直し、指を
突き出し、光線を放つが、魔理沙はそれを
ギリギリでかわす。

ミカエラ「闇符『ダークショット』」

レナード「風符『ウイニングショット』」

セブン「良い弾幕ですねぇ」

セブンは笑顔でミカエラの黒い弾幕、レナードの
緑色に光り、風を纏った矢をかわした。

セブン「さあ、もっと私を楽しませてください、
すぐに終わるなどつまらないですしね❤️」

ミケルス「だったら喰らえ!!」

セブン「ほう.....?」

魔物を倒し終わったミケルスが乱入し、
セブンの顔に飛び蹴りを喰らわせようとしたが、

セブン「暴君『デストロイバースト』」

ミケルス「がはっ!」

ミケルスの蹴りが入る前に、セブンが魔方陣を
繰り出し、そこから青いレーザーが放たれ、
逆にミケルスは吹き飛ばされてしまう。

霊夢「ミケルス!!」

マリオ「隕符『メテオドライバー』」

ルイージ「感染『ザ・インフェクション』」

セブン「虹符『レインボースター』」

マリオのメテオドライバーと、ルイージの
ザ・インフェクションを、七色の弾幕で
撥ね返そうとするが、二人の攻撃は余りにも
強力なため、撃ち負けてセブンに命中した。

セブン「......ぐっ!」

霊夢「今よ!八方龍殺陣」

魔理沙「シャイニングスパーク!」

セブン「ぐぁぁぁぁぁぁぁ!」

霊夢と魔理沙の追撃でセブンは撃ち落とされ、
地面に叩きつけられた。

マリオ「答えよ、ブラウは何処だ!」

セブン「.....城の中でございます。しかし、
貴方方ではブラウ様を止める事など不可能。」

ルイージ「黙れ!」

ドスッ

セブン「.....ふ、ふふ、ブラウ様は今頃、
ホーリーダイヤモンドを完成させているはず、
もう、デモエナも、幻想郷も終わりですよ.....。」

ルイージの触手に刺されながらも、息を
切らしながら、不穏な言葉を残してセブンは
光の粒子になって消滅した。

紫「随分と呆気ないわね」

ザガロ「皆、早くブラウの何処へいくぞ!」

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ブラウ「ふふふふ.....遂に完成だ!」

ブラウは、青い宝石が埋め込まれた書物を
見て一人笑っていた。書物の宝石はますます
輝きを増し、本の全身が青く輝き出した。

ブラウ「ザガロ.......もう少しでお前を
私だけのものに.......クククッ」


続く

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