第11話

生命を創りし者
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2018/12/31 04:57
あらすじ

ナベカマ亭でアンジュとカーフェイに
部屋を案内してもらう中、アンジュは
昔話を始め、泣き崩れてしまった。
紫に慰められ、元気を取り戻し、
旅立つ霊夢達を見送るのだった.....。











アロエ「なぁ、霊夢と魔理沙!あんたら
ザガロと勝負してみんか?」
霊夢・魔理沙「「は?」」
ザガロ「いきなり何言ってんだよ」

アロエ「うち、見てみたいんや!
ダークネスギルドの神と幻想郷の最強の巫女と
魔法使いの戦いっぷりを!」
ザガロ「そんな事言ったってよ、気が
乗らねーよ。」
魔理沙「私は別に良いぜ?
霊夢「気楽なもんねー」
アロエ「ええからええから!」
結局、アロエに強引にバトルをさせられる
事になった霊夢、魔理沙、ザガロ。
だが、仕方なく、やる気を絞り出して
構え始める。
霊夢「ヘマするんじゃないわよ?魔理沙」
魔理沙「お前もな!」
ザガロ「俺に勝てると思うのかよ?」
アロエ「いくで!戦闘、開始!」
魔理沙「マスタースパーク!」
霊夢「ちょ」
ザガロに不意打ちのマスタースパークを
撃った魔理沙に霊夢は少し引いてしまった。


が、



ザガロ「おいおい、不意打ちの割には
遅えな?」
魔理沙「嘘だろ!?」
ザガロ「本当の不意打ちってのを見せてやる」
霊夢「粋がってるんじゃないわよ!」
と怒鳴るなり、霊夢は大量の弾幕を
投げまくるが全てかわされる。
ザガロ「こうするんだよ!」
霊夢「くはぁっ!?」
魔理沙「ぐっ!?」
一瞬何が起きたのかが全くわからなかった
が、確かに攻撃をくらった。
ザガロ「なんだよ〜結構ゆっくり攻撃
したのによ〜こんな低レベルな不意打ちにも
気づかねーんじゃまだまだ底をしれねぇなぁ」
アロエ「ザガロは0.02秒で二人の背後に
回り込んで一瞬で元の位置に戻ったんや。」
紫「それでも遅い方なんて......!」
魔理沙「舐めやがって!スターダスト
レヴァリエ!」
ザガロ「あーあ、つまんないな」
魔理沙「.............ッーーー!(怒)」
煽られ、更に怒りが増す魔理沙と
悔しそうな霊夢
霊夢「夢想封印!」
魔理沙「ファイナルスパーク連打!」
ザガロ「!」
なんと、ついに命中したが大した傷は
ついてない。
魔理沙「どうだ!」
ザガロ「.....はぁ.....やっとダメージを
与えられたと思ったらこんな力しかないの
かよ、戦って損したぜ。」
霊夢「!?あのオーラはなんなの!?」
ザガロ「スペルカード発動!
表裏符『リバース・リベンジ』」
ザガロの金色の槍の中心より少し上辺りの青い
宝石から紅い光線が放たれ、霊夢と魔理沙
がそれを浴びて場外まで吹っ飛ばされた。












霊夢「.........うぅ....。」
魔理沙「痛ててて....!」
ザガロ「Reboot・shock!」
早苗「あ、さっきの魔理沙さん達を
生き返らせたスペルカード.....!」
魔理沙「つ、強えぇぇぇっっ!」
霊夢「なんなのよ、今の技は....。」
アロエ「ザガロのスペルカード、
リバース・リベンジ、受けたダメージ
の分だけ相手に倍のダメージを返す
事が出来るんや!まあ、あれはまだ
弱い方やけどな(笑)」
魔理沙「なんだってぇって痛っっ!?∑(゚Д゚)」
ザガロ「動くんじゃねぇよ!」
魔理沙「乱暴だなぁ(ㆀ˘・з・˘)」
ザガロ「はい、回復終わり!有り難く
思えよな。」
霊夢「何よその上から目線」
ザガロ「俺のおかげで皆助かってるんだぜ?
感謝するのは当たり前だよなぁ?」
ザガロ「まぁ、お前らはまだまだ強くなれる!
だから前向きでいかなきゃダメだぞ!」
早苗「はい!」
霊夢「性格良いんだか悪いんだか...。」
紫「まぁともかく、早くゼルダの
所へ行きましょう?」
霊夢「わかってるわ、紫。さぁ皆
ゼルダの城まで行くわよ!」

こうして、霊夢達はザガロに別れを
告げ、再び歩き出すのだった。



続く

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