第50話

新世界の理 アポカリプス
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2019/10/14 07:36
あらすじ

霊夢はセブン、魔理沙達はクィンドラギルオス
に挑む事になった。ドラギルオスは無事に
倒し、セブンの支配から逃した。しかし、
セブンのデュアルダイヤモンドが破壊された
事により、新世界の理、アポカリプスが
目覚めてしまった。アポカリプスの卵が、
羽化する前に破壊することになる。

ーーーーーーーーーー

マリオ「あそこに、セブンがいる!」

マリオ達が向かっているのは、太陽並みの
巨大な目玉のような星であった。

ザガロ「でっけえな、まるで惑星だ」

セブン「ようこそ、新世界の理へ」

セブンがアポカリプスの真上に浮きながら
挨拶をした。

セブン「今、新世界の理、アポカリプス
の誕生の儀式を行っております。」

ミカエラ「儀式だと?」

セブン「くく...後は我が身を捧げれば....」

ブラウ「なっ!?正気か貴様!!」

霊夢「自分の身を犠牲にしてまで......」

セブン「さぁ!世界終焉の刻です❗️」

ゴポッ

セブンはアポカリプスの卵の中に飛び込んだ。
すると、アポカリプスは七色に輝き、鼓動を
打ち始めた。

マリオ「まずい、早く破壊せねば!」

霊夢「いくわよ!結晶氷殺陣」

ルイージ「ダークサテライトエナジー」

リンク「トライフォースラッシュ!」

シュルク「モナドアーツ」

四人が一気に攻撃しても、卵は全くの無傷。

ミカエラ「ソウルドレイン」

ミケルス「マッドベノムブレイク」

ミカエラとミケルスの攻撃でも、アポカリプス
の卵はビクともせずにいる。

魔理沙「神化『オープン・ザ・マジック』」

魔理沙は大魔法使いになり、卵に向かって
弾幕を放つが、それでも微動だにしない。

アポカリプス『......。』

シュッ

アレックス「危ねぇ!」

アポカリプスはアレックスに向かって眼から
黒い光線を放った。アレックスはなんとか、
ギリギリで回避した。

ピット「とうとう反撃してきたか!」

レナード「流石に黙ってはいないか.....」

アポカリプス「.............。」

霊夢「硬すぎる!」

マリオ「メテオレイン!」

アポカリプス「..........キュルル」

ピシッ

マリオ「なっ!?」

アポカリプスはマリオのメテオレインを
吸収し、胎動が進み始めた。もうすぐ生まれる
と言わんばかりに、卵にヒビがはいる。

アポカリプス「キュルルルル」

ルイージ「このままでは‼️」

アポカリプスの卵のヒビは徐々に大きくなり、
隙間から七色の光が出始める。皆の攻撃は
全て吸収され、通らない。

ピキ ピキ ピキ

アロエ「なんかやばいで!」

パリッ パリッ

卓郎「中身が!!」

パリィィィィィィン!

アポカリプス「キュオオオオオオオオオ‼️」

霊夢「そんな‼️」

マリオ「間に合わなかったか‼️」

ついに新世界の理、アポカリプスが完全に
目覚めてしまった。その姿は、全身が青白みがかった七色で、巨大な翼、尻尾、目が金色の四足歩行
の竜のような姿であった。

レミリア「やるしかないわね」

フラン「綺麗だけど、怖いよ.....」

パチュリー「確かに、美しさの中に何処となく
禍々しさを感じるわね。」

幽々子「これが新世界の理......」

アポカリプス「キュオオオオオオ!」

アポカリプスは、咆哮を上げると、七色
の極太のレーザーを放ってきた。

皆「‼️」

皆は反応が遅れて、直撃はしなかったものの、
風圧で吹き飛ばされた。

ルイージ「風圧だけで!?」

パルテナ「かなり危険ですわ!」

レナード「獄風『ゲイルデストラクション』」

小悪魔「闇符『シャドウインパクト』」

アポカリプス「キュオオオオオオ❗️」

レナードは緑色の風を纏った矢、小悪魔は
黒い弾幕が混じったレーザーを放ち、
アポカリプスにダメージを与える。

紫「効いてるわ!このまま倒しましょう!」

幽々子「生死『ライフorデッドネセト』」

卓郎「絶氷『アイシクルテンペスト』」

紫「裂符『ウインドウパージ』」

アポカリプス「キェェェェッ!」

幽々子は白と黒の弾幕、卓郎は氷の弾幕、
紫は裂界から弾幕を出し、更にアポカリプス
にダメージを与えた。

ミカエラ「いけそうだな!」

アロエ「岩符『ロックブレイク』」

ルイージ「暗黒『ダークサテライトエナジー』」

ブラウ「正義『ジャスティスクロス』」

ザガロ「魔天『マスターアタック』」

アポカリプス「キュオオオオオオオオオ‼️」

やはり、皆の攻撃は一応効いているようだ。
攻撃を受けたアポカリプスは、バランスを
崩して横に転倒した。

マリオ「生まれたばかりで調子が良くない
ようだな........いけるぞ!」

レミリア「不夜城レッド❗️」

フラン「グランベリートラップ❗️」

アポカリプス「........キュオオオオオオオオオ❗️」

なんとアポカリプスは、スカーレット姉妹の
弾幕を吸収してしまった。

咲夜「そんな!さっきまでは.......!」

霊夢「どうやら耐性がついてしまったようね。
今のは少ししか吸収できなかったけど、時期に
全く歯が立たなくなるかもね。」

早苗「そんな!」

魔理沙「だったら速攻倒せば良い!
究極大魔砲
『アルティメットシャイニングスパーク』」

霊夢「幻想『博麗奥義・夢想封印』」

アポカリプス「キュアアアアア!」

ドシュウッ

霊夢と魔理沙の攻撃をアポカリプスは口から
光線を放って相殺させた。

霊夢「この技も!?」

魔理沙「駄目なのか!?」

アポカリプス「キュオオオオオオオオオ❗️」

アポカリプスは更に暴れ始め、割れた卵の
残骸が崩れ、宇宙へ飛びだった。その様子を
見たマリオは血相を変えて皆に伝えた。

マリオ「いかん!アポカリプスは
地球に向かって侵攻を始めた!あのまま
放置すれば、何をするかわからんぞ❗️」

ルイージ「地球には幻想郷もある、てことは
あの村人達も危ない‼️」

ミケルス「なんか手はないのか!?」

卓郎「倒すしかない!」

アレックス「炎符『ヒーロー・オブ・ファイヤー』」

ミケルス「毒符『ポイズンウェーブ』」

アポカリプス「キュオオオ」

アレックスの炎、ミケルスの毒液の波を
受けても、アポカリプスは特に驚きもせずに
ただ地球へ進む。

霊夢「どうすれば....!」

セブン『無駄ですよ!』

霊夢「その声はセブン!?」

なんと、生贄になった筈のセブンが
アポカリプスの頭部から姿を浮き出して来た。

セブン『アポカリプスの中からずっと
見ていましたが、飛んだ無様なご様子で。
アポカリプスは私の能力をも取り込んでいる
のですよ。貴方方の攻撃が一切通らないのも
道理でしょう?お諦めになさいますか?
まぁ、どの道終わりでしょうがね!
あはははははは‼️』

セブンは自分の勝ちと確信し、霊夢達を
見下しながら高笑いする。






















ガブッ ブチッ
















セブン『........は?』

マリオ「...........粋がるな大罪人が」

セブンの高笑いがマリオの逆鱗に触れ、
マリオはセブンの頬の肉を喰いちぎった。
その光景を見た者達は当然彼の恐ろしい
行為に青くなって引いていた。

セブン『がぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼️』

セブンは自分の頬が喰われたと解ると、
当然激しい痛みに襲われた。脂汗が顔中に
滲み出てアポカリプスの頭上でのたうち回って
いる。暫くしてセブンは落ち着くと、マリオの
方を見て怒鳴る。

セブン『おのれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ‼️マリエイヌ・グランカート
ォォォォォォォォォォ‼️』

マリオ「またあの時のように顔を潰して
やろうか?ん?」

セブン『よくも、よくも、私の美しい顔を
食ったなぁぁぁぁぁ‼️』

マリオ「美しいのは表面だけだな、味も
酷い、罪が重い程罪人は美味い筈なんだが....
これは食う価値もない。」

ペッ

そう言ってマリオは頬張っていたセブンの
顔の肉を吐き捨てた。

セブン『なんだと......私の顔を勝手に
食っておいて、不味いだとぉぉぉぉ‼️』

セブン『ガァァァァァァァァァァ‼️』

セブンは怒りの限界を超え、黒いオーラを
撒き散らしながら再びアポカリプスの中へと
入り込んだ。

アポカリプス『キュアアアァァァ』

アポカリプスは再び動き出し、地球
に向かった。アポカリプスは地球に虹色の
レーザーや光弾などをぶつけ始めた。

ーーーーーーーーーーーーーーー


地球


社会人の男性「ん?なんだ、あの綺麗なの
、ってうわぁぁぁぁ‼️」

ーーーーーーーーーーーーーーー


小学生男子「うわぁぁぁぁ!」

女子高生「な、なんなのあれ!?」

老人「デカい竜じゃのう.....」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

OL「きゃああああ‼️」

裕福な女性「いやぁああ!まだ結婚もしてない
のにぃぃぃぃぃぃ‼️」

ーーーーーーーーーーーーーーー


リン「アポカリプスの攻撃に当たった人
達が消えていく......❗️」

マリオ「.........カオスダイヤモンドが
ないのでは、もう勝ち目はない」

リンク「マリオ様!?」

シュルク「諦めるんですか?」

ルイージ「......僕も同感ですね。」

パルテナ「............。」

ゼルダ「......私がお役に立てないなんて」

ザガロ 「もう駄目だ.......完全に無理だわ....はは」

七神達はアポカリプスを倒せない事を悔み、
絶望し弱気になり始める。

魔理沙「お、おいお前ら!何諦めてんだよ!」

ミカエラ「七神の名が泣くじゃないか❗️」

マリオ「......すまんな霊夢、お前達を巻き込んで
しまって.....結局我々は、また世界を失わせて
しまう.......今度こそ全世界は終わりだ」

レイ「守護神の私が何一つ守れないなんて.....
不甲斐ないです。」

霊夢「ふざけんじゃないわよ‼️」

皆「‼️」

霊夢が七神を怒鳴り、七神は驚いて
霊夢の方を向く。

霊夢「今更諦めんじゃないわよ❗️私達は
なんの為にここに来たの!?幻想郷に
流れた魔力を止める為でしょ!それができない
ならあんた達なんか今すぐ七神をやめなさいよ!
私は死ぬのは御免だからね、死ぬならあんた達
で死になさいよ‼️」

ブラウ「お前達、私に歯向かって来たあの
勇気は何処へ行った?ザガロ 、それでも私の
弟か?お前達、それでもデモエナの七神か?
ダイヤモンドがないと何もできないのか?
カオスダイヤモンドはお前達七神の心、
心に終わりはない。終わらない限り、何度でも
立ち向かえる、そうだろ?」

ミケルス「お前ら見ててやるから有り難く
思えよな、この弱虫共が‼️」

レナード「貴方達なら、きっと希望の風、
いや、嵐を巻き起こせる‼️」

アロエ「さ、後一踏ん張りやで‼️」

アレックス「心の炎を消すな‼️」

卓郎「どうか、また、デモエナとキラエナ、
そして幻想郷、人間界に安寧を‼️」

グレイ「俺達も最後まで諦めないぞ‼️」

アイク「終わったら飛びっきり美味い肉を
御馳走してやっから‼️」

マルス「七神さん達‼️」

リン「マリオ様‼️」

レミリア「貴方達は勝つ運命よ‼️」

フラン「魔理沙、これ終わったら弾幕ごっこ
しよ!」

美鈴「あと少しですから❗️」

小悪魔「頑張ってー!」

パチュリー「魔理沙、まだ貴方に本を返して
貰ってないんだからね!」

幽々子「まだまだご飯食べたいのよ!」

妖夢「リンクさんとまた手合わせしたいですし!」

紫「皆、もうひと頑張りよ❗️」

早苗「次はキラエナについて勉強したいです‼️」

ブラウ「見せてみろ!デモエナの力を❗️」

ーーーーーーーーーーーーーーー


デモエナ


頑張れぇぇぇぇぇぇ‼️

負けんなぁぁ❗️

マリオ様ぁぁぁぁぁぁぁぁ‼️

霊夢様ぁぁぁぁぁぁ‼️

デモエナ魂だぁぁぁぁ‼️

ーーーーーーーーーーーー


キラエナ


ウォォォォ‼️

ブラウ様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ❗️

ザガロ帰って来てー‼️

正義は勝つ‼️

ーーーーーーーーーーーーーーー


人間界


なんか凄くね!?

あの人達ってヒーローか何か!?

そんなデカブツやっつけろぉぉぉぉ!

頑張ってぇぇぇぇぇぇ‼️

応援してるから!

ーーーーーーーーーーーーーーー


幻想郷


霊夢さーん!

勝ったらお賽銭いっぱいにしてやるから!

魔理沙たーん❤️

頑張れぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!

フレーッ!フレーッ!七神!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

魔理沙「霊夢‼️」

霊夢「魔理沙‼️」

パルテナ「......そうですわ!私達は
まだ終わっていない!」

ゼルダ「えぇ❗️」

レイ「動物達は消させない!人間もね!」

ザガロ 「兄さん!俺、皆と協力して、
アポカリプスを倒すよ‼️」

ブラウ「その意気だ!それでこそ、
私の自慢の弟だ‼️」

ルイージ「兄さん!やりましょう!」

マリオ「うむ‼️」

マリオ「霊夢、ありがとうな、おかげで
目が覚めたよ。」

霊夢「最初からそういう顔してれば良いのよ。」

パァァァァァァァァ

皆「‼️」

霊夢「私のカードがっ!」

魔理沙「私のもなんだぜ!」

霊夢達は驚いた。何故なら、持っていた
スペルカードが突然光出し、姿を変えたからだ。
霊夢のスペルカードは博麗奥義『幻想神』から、
真・博麗奥義『幻想郷・絆の型』、魔理沙は
究極大魔法『アルティメットマジック』に
変化していた。二人はお互い顔を向き合って、
頷き、スペルカードを宣言する。

霊夢「スペルカード発動❗️
真・博麗奥義『幻想神・絆の型』」

魔理沙「スペルカード発動❗️
究極大魔法『アルティメットマジック』」

パァァァァァ

アポカリプス「........?」

マリオ「この光は?」

ブラウ「なるほど、絆の力か」

霊夢と魔理沙は七色の光に包まれた。二人は
体から力が溢れてくるのを感じていた。

霊夢「力が溢れてくる!」

魔理沙「ああ!」

霊夢「さあ、決着をつけるわよ、アポカリプス‼️」

アポカリプス『キュオオオオオオオ‼️』

続く

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