第14話

賢者をも超える毒妖怪
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2019/01/21 11:14
あらすじ

ゼルダの隙のない攻撃に苦戦する
霊夢だったが、ゼルダも予想のつかない
攻撃方向により、見事勝利した。













魔理沙「レイってどんな奴かなー?
倒し甲斐のある相手だと良いぜ!」
紫「貴方じゃ一瞬で終わるわよ」
魔理沙「何だとぉ!パルテナにすら
勝てなかったお前がゆーな!」
紫「じゃあ貴方はパルテナに勝てるの?」
魔理沙「はぁっ!?馬鹿にすんなよ?
私はな、ザガロにダメージ与える程
強いんだぜ?」
霊夢「私も共闘したおかげでしょそれ」
早苗「しかもちょっとしか与えられなかった
ですしねー。」
???「ハハハハハ!緩いなぁ!?
もっと強い奴はいないのかぁ?」
全身を黒服で覆い、ピンク色の髪と紫の瞳
をした長身に男と力尽きて膝をついている
兵士達、どうやら戦っていたようだ。
???「せっかく俺様が相手してやってん
だからよぉ、少し手応えがねぇとなぁ?」
紫「貴方、ミケルスでしょう?久しぶり
に会えて嬉しいわ、憎らしいほどに。」
ミケルス「あ?なんだ、誰かと思えば
雑魚賢者の八雲紫か?」
紫「あら、あの時は油断しちゃったけど
今は違うわよ?」
ミケルス「ん、なんだこいつら?お前の
連れか、弱そうな奴ばっかりだなぁ、
まぁしょうがねぇか、何たって糞雑魚
賢者の八雲紫の連れだもんなぁ?
ヒャハハハハハハハハハハ!」
魔理沙「なんだよお前!言わせておけば
私達まで愚弄しやがって!」
早苗「魔理沙さん落ち着いてください!」
霊夢「へぇ、あんた本当に強いんだ?
じゃあ、最強の巫女である私に勝てるわけ?」
ミケルス「ハッ、てめえがパルテナ達に
勝った奴か?」
紫「私にも引けを取らない子よ。」
ミケルス「なんだ、雑魚賢者の次は
雑魚巫女かよ!つまんねー。」
紫「あんた、あまり調子に乗ってると
命はないわよ。」
さすがに頭にきたのか、紫は右の拳を握り、
ミケルスを強く睨みつける。
ミケルス「はぁ?こないだ一撃でやられた
のは誰だよ?まさかやんのか?」
紫「そのまさかよ、今度は私が一撃で
潰してあげる。」
霊夢「あら、紫がこんなに感情をぶつける
なんて珍しいわね?」
ミケルス「あーあ、そんなにキレたら
ますますシワが増えちまうぜ?」
紫「死 に た い よ う ね ?」
さらに顔に血管を浮かべるが
ミケルスは全く恐れることはない。











霊夢「じゃあ、いくわよ、戦闘開始!」

ミケルス「スペルカード発動!
酸符『アシッドウェーブ』」
毒々しい色の弾幕の波をあげ、紫に
引っ掛けようとする。
紫「四重結界!」
スペルカードですかさずそれを
受け止める。そして毒水を全て
結界で回収してミケルスに
落とした。
ミケルス「スペルカード発動!
オービットベノム」
ミケルスが紫色の球体の中に籠り、
自分の毒水を受け切り、そのまま
紫に突っ込む。
紫「スペルカード発動!
廃線『ぶらり廃線下車の旅』」
ミケルス「あん?」
境界から数々の廃線下車をミケルスに
集中して襲わせる。しかし
ミケルス「ヒャハハハハ!こんな
ボロい電車なんぞ、このオービットベノム
の前では無意味なんだよ!」
ミケルスが次々と電車を球体で弾き
飛ばしてしまう。しかも、オービット
ベノムはどんどん膨らんでいく。
早苗「見てください!オービットベノムが!」
魔理沙「攻撃を受ける旅に膨らんで
デカくなってきやがる!」
紫「.....(ここから厄介になってきたわね。)」
ミケルス「ハハハ!ここまで膨らめば
充分だ、そろそろいくぞ!」
ミケルス「スペルカード発動!
毒波『マッドベノムブレイク』」
オービットベノムが遂に破裂して
毒々しい波が紫を飲み込もうとする。
紫「魅力的な四重結界!」

ピキピキ

紫「!?」

パリィン

結界では防ぎきれず波に飲まれてしまうが、
紫「飛光虫ネスト!」
ミケルス「あん?」
ドドドドドドドド
喰らう直前に蝶のような弾幕を
ミケルスにぶつけた。





波が引き、霧が砂煙が晴れると
そこには二人とも立っていた。
ミケルス「ホウ?少しだけ強くなってる
じゃねーか、少しだけな?」
紫「貴方が弱くなったんじゃないの?」
ミケルス「ハァァ?俺様はとことん
この通りピンピンしてるぜ?お前の方
はどっちかというと息切れしてるな?」
ミケルスの言う通り、紫はスタミナも
体も限界だということが誰から見ても
よくわかる。紫は少し悔しそうに
ミケルスを睨みながら、膝をつく。
紫「まだまだぁ!」



ドォン

紫「何!?」
ミケルス「?」
霊夢・魔理沙・早苗・「え!?」

紫が立ち上がった直後に雷が
二人の間に落ちた。
???「やれやれ騒がしいですね?」
紫色の長髪に緑色の衣を着た
男が彼女達を見下ろして言う。
早苗「ルイージさん?」
ルイージ「自分を知っているとは、
大した人ですね?」
霊夢「あんたがマリオの弟ね?」
ルイージ「はいそうです、僕がマリオ兄さんの
双子の弟の



















ルイメイヌ・グランカートです。」

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