第6話

攻略!鏡の要塞
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2019/07/19 14:25
前回のあらすじ

謎の魔物を撃破し、先へ進むと
そこには女神パルテナが待ち受けていた。
さっそく霊夢は試練を受け、ついに七神
との戦いが始まった。
しかし、パルテナの切り札、鏡符『イリュージョンミラーコート』によって、霊夢は圧倒的に不利な
状況に陥っていく。そこで霊夢は閃いたようだが.....











霊夢「わかったわ.....イリュージョン
ミラーコートを攻略する方法が.....!」
皆「⁉︎」
パルテナ「何⁉︎」
霊夢「ハァッ‼︎」
ドォォォォォォォン
霊夢はパルテナの足元に弾幕を
連射し、目を眩ます。
パルテナ「.....!私の目を眩ますだけで
なんとかなるとでも⁉︎」
砂煙が晴れ、そこから霊夢が飛び出し、

霊夢「夢想封印!」
しかし、やはりスペルカードで弾かれる。
パルテナ「こんなものですか?霊夢さん?」
パルテナは下唇の下に右手をつけ、
オホホホと高笑いをする.......
すると.....
パサァ
パルテナ「⁉︎」
皆「⁉︎」
跳ね返った弾幕にあたった霊夢は、
大量のお札へと姿を変えて地面に散らばった
パルテナ「これは⁉︎」
霊夢「お札で偽物を作ったのよ。」
パルテナの背後から霊夢の声が聞こえる。
パルテナ「っ!」
霊夢「それに気付かない?上に。」
パルテナ「え!?」
霊夢に言われた通りに上を見上げると、
たくさんの霊夢の偽物が空中からスペルカード
宣言する.....

霊夢と霊夢の偽物達「「スペルカード発動!
霊符『夢想封印』」」
ドドドドドドドド
パルテナ「ぐっ.....!」
ピキピキ
パルテナ「⁉︎そんな.....!」
パリィン
パルテナ「キャアアアァァァァァァッッッ‼︎」
イリュージョンミラーコートは
霊夢達のスペルカードに耐え切れず、
砕け散ってしまった。そして、パルテナ
にも大きなダメージを与えられた。
パルテナ「.....やりますねぇ.....‼︎」
パルテナはピクピクと足を震わせながら
必死に立ち上がり、こう言った。
パルテナ「では、私の本気を見せて
差し上げましょう。」
パルテナ「スペルカード発動!
聖符『ミラープリスミックシャワー』」
霊夢の真上から七色に輝く魔方陣が
出現し、そこから白い弾幕の雨が
降り注ぐ。
霊夢「ぐあああああ」
パルテナ「閃光『ライト・オブ・グランボルト』」
赤と黄色の光線が霊夢に追い打ちをかけ、
パルテナ「天罰『エンジェルファイナルジャッジ』」
緑色の球体の中に閉じ込め、彼女の全身
に電流を流す。
霊夢「う......うぅ.....」
霊夢はようやく球体から解放されたものの、
膝をついて座りこんでしまった。
ボロボロの体を無理矢理起こし、
何とか体勢を立て直すことが出来た。
パルテナ「あらあら、スペルカードを
あれだけくらってもまだ立てるなんて
関心だこと.....❤️」
霊夢「う、うるさい....!これくらい
なんてこともないわよ!」
パルテナ「強がっているのも今のうち。」
霊夢「⁉︎」
皆「⁉︎」
パルテナが声のトーンを低くして言葉を
発したのが恐ろしく聞こえたのか、皆は
体が固まっているような感覚になってしまった。
これが蛇に睨まれた蛙というものなのか。
パルテナ「とどめです!スペルカード発動!
神聖『エンジェリック・フラッシュ』」
パルテナは宙へ舞い上がり、杖の
水晶から巨大な弾幕を出し、
霊夢に投げ付け、爆破させた。
パルテナ「終わりましたね.....」
霊夢「誰が終わりですって?」
パルテナ「⁉︎」
霊夢はエンジェリック・フラッシュを
夢想転生で回避していた。
霊夢「夢想転生がなきゃやられてたわ、
でもこれで終わりよ!ハァァァァッッッ‼︎」
パルテナ「キャアアアァァッッッ‼︎‼︎」






リン「そこまで!勝者、博麗霊夢‼︎」
霊夢「今回はさすがに駄目かと思ったわ.....。」
魔理沙「やったぜ霊夢‼︎」
早苗「凄いです!霊夢さん!」
紫「良かったわ。」
パルテナ「おめでとうございます。褒美に
このカオスダイヤモンドを差し上げます。」

そういうと、パルテナから黒光り
した七色に輝く宝石を手渡された。
ちなみに宝石自体の色は緑である。

霊夢「カオスダイヤモンド?」
早苗「なんですかこれ?」
パルテナ「神に認められた証です。」
魔理沙「クソォ!私も欲しかったなぁ!」
早苗「霊夢さん、次の試練はゼルダさんです!」
霊夢「今度はそいつをぶっ飛ばせばいいのね、
待ってなさい、七神達!必ず全員
倒してやるわ!」




続く

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