嶺亜 side
今から戦うんだってよw
不良「よう。お前らが7 MEN 侍か?」
『はい。ちなみに後ろは少年忍者です。』
不良「少年忍者?w だせー名前だなww」
檜山「は?」
『行け。』
少年忍者「うぉぉぉおおお!」
バコン! ドカン! バシン!
あ〜あ〜。醜い争いが続いてるよ笑
菅田「嶺亜!」
『ん?』
今野「ん?じゃなくてヤバいだろ!あいつら。」
本髙「少年忍者全敗。縄で縛られてるよ。」
『仇、とるぞ。』
大光「行くぞ!!!」
とか思ってたのも束の間。
あれれ?いつの間にか俺らも縄に縛られてるし
しかも俺の顔ボッコボコにされてる。
『っ…』
深田「おい、もう辞めろよ。」
不良「俺らがこれで最後だと思うか?」
大光「だから嶺亜は辞めろって!!!」
不良「嶺亜?あぁ、このリーダー気取りの奴ね。」
矢花「殴るなら俺を殴れ。」
不良「友達ごっこ?ww」
不良「一生俺らの事忘れられないようにしてやる」
俺、死ぬのかな?
もうズタボロだよ。
俺の意識は朦朧としてた。
最後の1発、蹴りを入れられる寸前
誰かが俺を助けてくれた
少年忍者「!?!?!?!?」
7 MEN 侍「!?!?!?!?」
不良「あぁん?おめぇ誰だ?」
??「別に誰でもいいでしょ。」
??「高校生を傷つけるとか…大人気ない。」
俺はびっくりした。
確かにその声は女だった。
みんな唖然としてた
そして彼女は、不良を全員やっつけた
??「大丈夫?って相当怪我してるね。」
彼女は俺に声をかけ、紐を解いてくれた
『あ、ありがと…う』
??「ちょ、動かないで。今手当てするから。」
彼女は慣れた手つきで俺の手当てをした
嶺亜「あの、ありがとうございます…」
??「全然大丈夫だよ!無理しないでね?」
『っはい…』
??「じゃ!」
彼女は何者なんだ?
俺は呆然として歩く彼女を見つめることしか出来なかった
本髙「嶺亜!!大丈夫!?」
『だ、だだだ大丈夫。』
織山「どうかしたんですか?」
『なんか…心が痛いっていうか…』
矢花「それって…」
「「恋の病だよ!!!」」
『え? 』
皇輝「それ好きになってますね。」
『え?(笑)この俺が?』
本髙「そりゃ人間なんだし」
"恋"かぁ…
彼女は…喧嘩してたけどなんか品があって
すごい優しい人だった。
考えると胸が熱くなる。
これが恋なんだ…
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!