第18話

危 機 再 来
3,318
2020/04/21 10:32



櫻宮side








『っはぁ、はぁ、』








私は急いでトイレへ向かった



















原上「ちっ、遅い」








『ごめんなさい』








原上「ちょっと、着いてきて?」








???








何がしたいのか、この頃の私には理解が出来なかった








虐めるならトイレがいいんじゃないの?








頭の中が「?」だらけ








そのまま原上さんの家?に連れてこられて








原上「今日は、紹介したい人が居て!♡」








『ん?誰?』








原上「中入って?」








『うん?』








私はドアを開けた








『はっ!!!??? どういうこと!?!?』








原上「ざーんねん。罠にかかってやんの笑」








バタン!!!








『ちょ!!!待って!!!』








鍵を閉められて…やっと理解ができた


































































『嶺亜くんッ!!!』








嶺亜「…」








『嶺亜くんッ!!!ねぇ嶺亜くんッ!!!』








嶺亜「……」








『どういうことなの!?!? 目を覚ましてよ!!!』

























私が見た光景は…




































血だらけになって倒れてる嶺亜くん








私もこうなるのか?という思いより…








心配の方があった








『…嶺亜くん泣』







































嶺亜「なーんてね笑」

















『…は?』








嶺亜「まだ意識は保ててる…」








『手短にどういうことか説明して』








嶺亜「あの…後、変なおじさん達に連れ去られて」








嶺亜「櫻宮が危ない…って …」








嶺亜「入ったら…ボコボコにされて…
でも…俺校則守ったよ…泣」







『ごめん…私のせいだよね…
結局校則変えれなかったしダメダメだよ…』







嶺亜「そんなことないッ!!!
自分を責めないで…」







『…嶺亜くんありがとう
大きく息を吸って?』








嶺亜「スー」








『吐いて、』








嶺亜「ハー」








『楽になった?』








嶺亜「ちょっと、ね、」








『いつもの仲間は?』








嶺亜「多分…先に帰った」








『連絡手段は?』








嶺亜「携帯……くそっ取られた」








『私持ってるんだけど連絡先交換禁止だから…』








嶺亜「てか、あの転校生最低だね」








『…原上さんね。』








嶺亜「てかお前昼の時なんか言われたでしょ?」








『っ……』








嶺亜「お前の顔みてるとなんか分かる」








『なんか…私がわかりやすいみたいな言い方!笑笑』








嶺亜「恋愛面"以外"は」








『意味が分かんない笑笑』








??「傷の舐め合いでもして楽しいかしら?笑」








『……』








嶺亜「ちっ、お前、櫻宮にまで何する気だ」








原上「てか、もう嶺亜くんには何もしないから♡♡
私ぃ、嶺亜くんの事好きぃ♡♡」







嶺亜「無理(即答)」








原上「断ったら…」








ボコッ








『痛った!!!』








原上「こいつが死ぬ‪w‪w‪w」








嶺亜「ちっ、(睨)」








原上「嶺亜くぅん。付き合って?♡」








嶺亜「………よろしくお願i」








『嶺亜くんッ!!!』








原上「は?あんた何?」








嶺亜「櫻宮…」








『私を傷つけていいから精神面で嶺亜くんを傷つけないで』

















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