第11話

ピ ン チ
3,753
2020/04/19 06:36
⚠セクハラ表現入ります⚠



⚠苦手な方はUターン⚠








┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


櫻宮side








それにしても嶺亜くんカッコよかったな〜









本当に救世主みたいな








スーパーヒーローみたいだった。








ってあれ、








私、嶺亜くんのことばっかり考えてる








なんでだろう、、








まぁいいや!


































不良「あれ、お嬢ちゃん何してんの?」








『あ〜歩いてます!』








げっ、厄介なやつ登場








不良「ふ〜ん。まぁいいや。」








よっしゃ!ラッキー!








不良「あ、そうだあんた…」








『はい?』








不良「うちんとこのボスやっつけたんだって?」








『!!!』








『ボス?さぁ、なんのことか…』








不良「そっか、7 MEN 侍の嶺亜ってやつを助けた女がいるらしくてよ、ボスが探しててな、あったらボコボコにしてやる!って笑 お嬢ちゃんに似てたから」








『そ、そうなんですか、探すの頑張ってください…』








不良「おう!あばよ!」








え、普通に会話してたし









ってかボスにボコボコにされるってどういうこと?








私、殺されるの?








嫌なんだけど。









何とか隠し通さなきゃ…


































死んじゃう















翌日









『ごきげんよう』








女後輩「ごきげんよう!櫻宮先輩!」








『おはよう』








女後輩「きゃー!挨拶聞けた!」








女生徒「ねー、静菜、中村嶺亜くんってかっこよくない?」







女生徒「分かる!恋愛禁止じゃなければ即告白」








女生徒「静菜可愛いし絶対OKするって〜!」








女生徒「いやーんもうヤダ〜笑笑」








『……』








やっぱ嶺亜くんカッコイイしモテるんだ…








ガラガラ








女生徒「ごきげんよう」








今野「ちーっす」








女生徒「校則!退学になりますよ?」








大光「ごきげんよう♡」








矢花「ははは‪w‪w」








女生徒「ふざけてるでしょ…」








なんかあっちこっちで言い合いが起きてるんだけど…


























今日もまたセクハラされるのかな〜








体育の先生とか容赦ないもん








みんなが帰った後とか…酷いし








そういえば私ボスにボッコボコにされるんだっけ…?








もうこんな人生嫌だよ〜!!!!!








嶺亜「ねぇ、」








『うわっ!はい!え?』








嶺亜「担任が呼んでたよ」








『え…?』

































担任「あぁ、この資料をバスケ部室まで運んで」








『はい』








持たされたのは多分全校生徒の資料…?








なんで私なの!?!?








超重いんだけど








『ん〜重ッ』

















『あっ!!落ちちゃった…』








ドデーン! と見事に全部ばらまいちゃった








はぁ、最悪。








渋々と1人で拾ってた








??「大丈夫ですか?はい、これ。」








突然現れた彼は拾って渡してくれた








『ありがとう!君、2年生?』








??「はい!」








『お名前は…?』








黒田「黒田光輝です、生徒会長ですよね?」








『うん、光輝くんありがとね!』








黒田「いえ!一緒に持ちましょうか?」








『ううん、大丈夫だよ、ばいばい!』








黒田「??」























バスケ部室





『櫻宮です。資料を持ってきました』








体育の先生「おぉ、ありがとう。」
(以下 体先)








『置いておきます』








体先「あ、こっちに持ってきて」








『はい…』








体先「本当お前はすごいよな」








『いえ、全然。』








体先「心身共に成長してな。」








『あ、あはは苦笑』








体先「体のライン綺麗だよな〜」








『っ…』








また始まった…








もう嫌なんですけど…








体先「いいね〜笑」








『……泣』








ガチャン








黒田「櫻宮先輩居ますか…って何してるんすか」








『光輝くんッ!!!』








そりゃ〜驚くよね








いつも優しい体育の先生が








私の体を触ってニヤけてて








私が涙目で我慢してるんだもんね








体先「なんだ、お前は。」








黒田「いや落し物届けに来ただけなんすけど」








体先「なんでこことわかったんだ」








黒田「体育関係だったので、」








体先「ちっ、どうすんだよ」








バシッ








『痛た…』








なんか急に光輝くんの方に投げられた








ガチャン!








その上出ていった








『光輝くん…ごめん、大丈夫?』








黒田「先輩!こっちのセリフですよ!」








『…ごめん』








黒田「噂で聞いてたんですけど、」








『え?』








黒田「合併の理由はセクハラの為って。」








『……』








黒田「今まで何があったか聞かせてくれますか?」








『光輝くん…ごめんね、』








私は今までされてきた事、








脅されたこと、








全部光輝くんに話した。








『ごめん、、』






























黒田「先輩、泣かないでください、謝らないでください」








『…え?』








私の頬に生ぬるい水が垂れた








黒田「またなんかされたら僕に言ってください」








黒田「すぐに守りに行きますから 」








『光輝くん、ありがとう』








黒田「いえ、、先輩の役にたてて良かったです!」





































この学校は信頼できる人がいっぱいいる









恵まれてるな









NEXT

プリ小説オーディオドラマ