第20話

救 出
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2020/04/23 10:13

嶺亜side
























「…ぃあくん!嶺亜くん!」








『んん…朝か…』








櫻宮「そんなこと言ってる場合じゃないんだけど!」








『…おはよ』








櫻宮「寝ぼけてんの!?
私達拘束されてるから動けないの!」







『は?嘘だろッ』








櫻宮「…嶺亜くん体良くなった?」








『ちょっとは…ってか櫻宮こそ大丈夫かよ』








櫻宮「嶺亜くんのためなら…全然」








『なんだよそれ笑』








ガチャン








『っ…………』








地獄な日の始まり








今日もかぁ…








原上「おっはよ〜♡」








櫻宮「私達学校はどうするの?」








原上「パパに言って何とかしてもらうー笑笑」








櫻宮「そういう問題じゃ…」








原上「は?朝から暴力されたいわけ?笑笑」








『おい、櫻宮には十分やっただろ?
俺にしろ。』







原上「えぇ〜、嶺亜くんになんて無理だよ♡♡」








キモいキモいキモいキモいキモいキモいキモい







バコッ!








『!?』








部屋中に鈍い音が響いた








櫻宮「っ……泣」








原上が殴った?








音グロいんだけど








バゴッ ドカッ








櫻宮「…………」








櫻宮の顔と制服が台無しだよ








泣くの我慢するのバレバレだし








ガチャン








原上「あっ、おはよ〜♡♡」








男達「おはようございます」








『だからお前ら誰だよ』








男達「誰でもいいだろ」








バゴッ








え、めっちゃ鈍すぎる音響いたんだけど俺死にますか?







『痛いー!』








男達「それでも男かよ‪w‪w」








櫻宮「自分より弱い人を殴るとかそれでも男?」








『‪w‪wそ‪w‪wれ‪w‪wな‪w‪w』








原上「うっさいわね」








バコッ








男達「へっ、高校生のくせに生意気な‪w」








ブコッ








だから普通に痛てーよ




























佐々木大光side








『着いた…………けどここ?』








矢花「豪邸すぎない?」








菅田「入るの怖いんだけd」








ピーンポーン








『あ、手が滑った』








今野「バカっ!なんて言うんだよ」








プチッ








本髙「シロネコ宅急便です~(高音)」








「はーい♡」








ブチッ








『克樹すげーわ』








菅田「てかさっきの声原上?」








女生徒「…来てなんて説明すればいいの?」








『え?』








女生徒「仮にこの家で監禁されてるならまだしも、
されてなかったら私たちどうなるか」







男生徒「たしかに。父親が校長だろ?笑」








『…大丈夫。なんかあったら俺が全部責任取る』








本髙「カッコイイ〜!笑」
















ガチャ








原上「は〜い♡♡ … は?」








『え、キャラ崩壊?』








原上「なんで…今学校中でしょ?」








『え、ごめん特大ブーメラン』








原上「どうしたのぉ?」








『ここ嶺亜と櫻宮いまふか?』








矢花「大事なところで噛むな!笑」








原上「っ……居ない…けど?」








『え、分かりやすくね?お前ドジ?』








原上「なんなのよ」








『てか、ここに2人がいることぐらいわかってるよ』








原上「証拠は!?ないじゃない!パパに言うから!」








『あ〜、ちゃんとアリバイ工作しときな。
そこ、2人の靴があります』







菅田「おぉ、本当だ!」








原上「ちょ、なんで!!あいつら。。。」








『あ、認めましたね?ね?ね?入らせてもらいまーす』








え、俺天才?








適当にそこら辺にあった靴を2人のって言ったらあいつ‪w‪w







ウケる笑笑






















『で、ここ豪邸すぎてわかんないんだけど』








本髙「だいたい地下室じゃない?」








『LET'S GO!!』








女生徒「地味に発音いいし…」




















地下室










トントン








『シロネコ宅急便ですッ☆』








男達「ど〜ぞ〜!」








ガチャ








櫻宮「え!?!?」








嶺亜「お前ら…」








『どうもッシロネコ宅急便こと佐々木大光でッす☆』








女生徒「刑法第208条 暴力罪」








女生徒「2年以下の懲役若しくは30万円以下の罰金」








男達「っ…すみませんでした!!!」








ドタバタ










え、逃げたんだけど笑笑








ダッサ‪w‪w‪w‪w‪w‪w‪w‪w‪w‪w









クソジジイそのまま警察署行けやばーか!!








本髙「法律言えるのすごいね」








女生徒「この高校じゃ当たり前よ」








嶺亜「大光…ありがと」








『今救急車呼ぶから…克樹が』








本髙「俺…!? てかもう呼んでるし笑」








女生徒「あなた、大丈夫!?」








櫻宮「私は…全然大丈夫だよ 苦笑」








嶺亜「嘘つくなよ…今にも泣きそうな顔してるだろ」








櫻宮「…………」








『……てか何があったの?』
















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