櫻宮side
嶺亜くん…
私があの夜
大人組と高校生組で喧嘩してた時…
私が助けたのは
嶺亜くんだっのかな…?
だとしたら…
運命!!!
…なんてね
そんなわけないか笑
私の考えすぎだよね…
あ〜
恋愛禁止なんて無ければいいのに
生徒会長の私がこんなこと言っちゃダメだよね…
私って嶺亜くんの事好きなのかな…?
なんか考えれば考えるほどわかんなくなってくる
翌日
「ごきげんよう」
「ごきげんよう!」
男子ももう慣れてきのかな…?
男後輩「櫻宮先輩、ごきげんよう!」
『ごきげんよう ニコッ』
男後輩「…///」
黒田「櫻宮先輩ごきげんよう!!!」
『お、光輝くんごきげんよう』
長瀬「え、お前櫻宮先輩と知り合い?」
黒田「まぁ、ちょっとね」
『ばいばい』
黒田「さようなら!」
ガラガラ
女生徒「ごきげんよう」
『ごきげんよう』
女生徒「ねぇあなたって嶺亜くんと付き合ってるの?」
『へ、?』
嶺亜「は?」
女生徒「今、噂流れてるよ」
『いやいや、全然違う』
嶺亜「そもそも恋愛禁止だし」
『うん。ありえない』
嶺亜「え、そこまで言う!?!?」
『どういうこと……?』
今野「あ〜、知らなくていいよ。」
『ふ〜ん、ってかそこ、机に乗らない』
男生徒「はーい」
女生徒「だんだんとここお嬢様っぽくなくなってきたわよね」
女生徒「まぁ、みんな綺麗事で生きてくの疲れただろうし」
男生徒「女の裏怖…」
『そうかな?笑』
女生徒「あなたは裏なんてないからね〜笑」
嶺亜「意外と裏表激しそu」
『((圧』
嶺亜「ほら!怖いじゃんww」
『なんか言ったかしら、嶺亜くん?』
嶺亜「」
女生徒「あなたちゃーん黒田くん?が呼んでるよ」
『黒田…あ、光輝くんか!はーい!』
ガラガラ
嶺亜「おい、黒田って誰だよ」
大光「確か…少年忍者だった気がする」
嶺亜「先越された…」
「「「好きじゃん」」」
『光輝くん、どうした?』
黒田「その…あれから…大丈夫ですか?」
『あ、全然大丈夫になった!』
黒田「ホントですか!?!?」
『うん、光輝くんのおかげだよ!』
黒田「いやいや、先輩の役に立てて良かったです!」
『ありがと。』
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。