嶺亜side
昨日からあの子のことを考えると胸が苦しい
俺、初恋しちゃった。
いつかあの子と付き合って…
キスして…
ハグして…
想像するだけでニヤニヤしちゃう〜!笑
菅田「…いあ、嶺亜!」
『ん、なに?』
大光「先公が呼んでるぜ?」
『昨日のバレたか?』
今野「あの女の子かな?」
『いや、あの子はそんなことしないでしょー』
本髙「人って見かけによらないから?」
『いや〜もう可愛かった。本当に。』
ガラガラ
先生「嶺亜〜」
『あ"?』
先公「校長が来てる。」
『はぁ?』
校長「中村、話がある。」
こんな時期になんだろう…
『なんすか?』
校長「この学校が…」
校長「合併するんだよ。」
『はぁ!?!?合併とか嘘だろ!?』
本髙「合併って…どことだよ。」
校長「都内1番のお嬢様学校。」
『はぁ!? 女子校かよ!』
今野「まぁ別良くね、俺らに関係ないし。」
校長「あっちの校舎に移るんだが」
校長「あそこは厳しすぎるから、じゃあ」
ガラガラ
『ちっ、クソじじい。 』
矢花「まぁまぁ笑」
先公「お前ら…気をつけろよ?」
『は?』
先公「あそこは厳しすぎるし礼儀が正しいから。」
先公「先生には敬語を使いなさいよ?」
『ダルっ。』
先公「すれ違ったら[ごきげんよう]」
大光「それふざけてんだろwww」
先公「なんかあったら1発退学。シャレになんない。」
『クソだろ。女子とかマジめんどい。』
菅田「嶺亜は女子嫌いだからな〜ww」
『きゃー!とかっるせーんだよ。』
本髙「暴力はやめろよ?」
『さぁ?抑えらんなくなったらボコす。』
今野「来年からだろ?」
『女子とか…マジゴミ以下。』
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。