嶺亜side
















原上｢あっそ、ならあんたがもう学校に行くことは無い｣  







『っ……』








櫻宮｢いいよ。いいからこれ以上嶺亜くんを傷つけないで｣







『櫻宮!!!俺はいいから、』








原上｢友達ごっこ（・・・）？笑｣

櫻宮｢いいの！私だけでいいから！｣








原上｢ふ〜ん‪w いい度胸ね‪w｣








バコッ  ドカッ








櫻宮｢っ…｣








『もう辞めろって!!!』


















櫻宮が傷ついてるのに…








目の前だから助けられるのに…








俺は動けない








俺の体は衰えていた








好きな人が傷ついてるのをまじかで見るって








結構辛くて…








それ以上に櫻宮の方が辛そう








『だから…辞めろって泣』








原上｢じゃぁ私と付き合ってくれるのぉ？｣








櫻宮｢それだけは辞めて！｣








『いいんだって！
    これで櫻宮が傷つかないなら…』








『俺はなんだってする』








櫻宮｢っ……泣｣


























原上｢そういうのが1番ウザイんですけど｣








『は？』








櫻宮｢…｣








原上｢氏ね｣








バコッ  ズガッ   ボコッ








『お前いい加減にしろ』








原上｢じゃ、私は疲れたから♡♡
           後よろしく｣







男達｢はい｣








櫻宮｢…………泣｣








『は？男が女を蹴って殴る…？
   最低じゃねーか』







男達｢なんか言ったか！？｣








『男なら正々堂々男と勝負しろよ!!!』








男達｢上等じゃねーか！
           お前殺されてーのか？｣







『櫻宮のためだったらいいんだよ！』








櫻宮｢ダメ！それ以上嶺亜くんを殴ったら命が危ない！｣







男達｢命？そんなもんどうでもいいんだよ！｣








櫻宮｢お願い！私にして！｣








『櫻宮！』








櫻宮｢いいの、嶺亜くん。｣








『っ…………泣』








俺は無力だ








あいつが殴られてるっていうのに








止めることすら出来ない








こんなやつ、櫻宮の事守れないよね








無責任にごめんな

































































矢花side

俺サイド初？








ってそんなこと言ってる場合じゃないの！








昨日のことがあってから朝早く校長室に収集されてんだけど







肝心な2人が来てない








なんでだよ…








2人揃って抜け出してんの？








しかも何故か俺ら怒られてるんだよ








いやいや校長が悪いんだろ？笑








校長｢矢花ー！聞いてるのか！？｣








『はい！聞いてまーす！』








校長｢今日のところはこれぐらいにする
          しっかり反省しときなさい！｣







『はーい』








ガチャン








大光｢あいつらどこにいるんだよ…｣








今野｢さっき嶺亜の家行ったら昨日から帰ってきてないらしい｣







『櫻宮の家は？』








菅田｢知らねーよ笑｣








『2人揃って来ないとかある？』








今野｢まぁ忘れてるだけじゃね？｣








『生徒会長が？』








大光｢そんな日もあるさ！｣






















とか言ってたんだけど転校生も来てない








あれ？あれ？伏線立てちゃいます？((








女生徒｢あなた遅いわね｣








女生徒｢あなたが遅刻とか…何かあったのかしら？｣








女生徒｢今日嶺亜くんも来てないよね
               原上さんも来てない…ってことは｣








女生徒｢3人の間になんかあった…？｣








『今日あの後何があったんだろー』








女生徒｢あの後って？｣








俺らは女子生徒に昨日の校長のことを話した








女生徒｢何それ!?!? 校長先生ありえない…｣








男生徒｢てか毎回嶺亜、あなたのヒーローじゃね？笑｣







女生徒｢校則がなければね笑｣








『じゃああの二人は今一緒にいるの？』








女生徒｢そうだ、校長先生の娘が原上さん、
               昨日のことがあったから口止めに監禁とか？｣







男生徒｢んなわけないだろ笑｣








『………………嶺亜ならどうしてたかな』








菅田｢…え？｣






 

『こんな時嶺亜だったら櫻宮のことを1番に探してんじゃない？』







大光｢矢花いいこと言う〜！｣








『てことで探しに行きましょ〜！』


























先公｢授業があるだろ？｣








『せんせー、これ課外授業だと思えばいいだろ？』








菅田｢俺スカでもあったし｣








『パンチするやつね笑』








先公｢ダメだ。
          普段悪やってるやつの事なんて信用出来ない 
          サボるだけかもしれないだろ？｣








確かになんとも言えない



























女生徒｢先生、私達からもお願いです。｣








！？！？








先公｢まぁ君たちが言うなら…｣








『え！？マ！？ありがと〜！』








本髙｢先生、原上の家分かりますか？｣








先公｢確か住所は▽▼●▲_●▽〇だ｣








『課外授業行くぞ〜!!!!!』






























なんか青春してる気分













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