歩いているとアンティークな家具屋さんを見つけた。
いいの見つかるかも!
(店員)
いらっしゃーい
店の中に入るとめっちゃオシャレ
ちょっと場違いだったかな…?
(店員)
何をお探しですか?
お店の奥から優しそうなおじいちゃんが出てきた
(店員)
小さめのテーブルならここら辺のしかないけど
どうかな?
イマイチ、ピンとくるものがない…
(店員)
その感じだとなさそうだね笑
DIYって知ってるかい?
(店員)
そうそうっ!
もし良かったらDIYがおすすめだよ、
好きなように作れるからね
DIYかぁ〜、不器用な私には難しそうだな…
…ん?
(店員)
おぉ、きたきた!
頼まれてた木材準備できてるよぉ〜
なんで、、、
こんなにジャニーズWESTのメンバーに会うの…
遭遇率高くない??
(店員)
あ、照史に作ってもらったら?
照史作ってあげなよ〜
どうしてこんなにもみんな無意識なんだろうか、、、
心臓に悪いんだってばっ!!
私は、大まかなとこだけ伝えた
あとは照史くんに任せよう!
楽しみだなぁ〜
連絡先、交換していいのかな…
いやいや、芸能人の自覚ないの笑
どうしよう、めちゃくちゃうれしい…!!
私たちはその場で連絡先を交換した。
携帯には“照史"の文字が
連絡先交換しちゃったよ…
いつの間にか暗くなっている空を見上げてから
私は家に向かって歩き始めた。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!