〇〇、絶賛悩み中でございます。
この3日間?…いや初日も合わせて4日間か。
ジャニーズWESTに惹かれまくり
みんなとてもいい人だし、話してて楽しいし
当たり前だけどかっこいい。
今日は、暇だから都内をぶらぶら
ずっと家でゴロゴロするわけにもいかないから…笑
深めにキャップを被ってサングラス、マスクしていかにも怪しそうな高身長の男の人がこっちに向かってきた。
こわいこわいっ、
なに…
ボソッと言われて、手をいきなり掴まれた。
あれ、聞いたことある…
そのまま人通りの少ない所へ
怪しい男の人は顔の周りの物を全てを取った
望くん、無意識なの…?
いや、そんな深く考えちゃだめだ。
私、自意識過剰すぎっ
いつのまにか、少しあった人通りもなくなり
2人きりになっていた。
そんなこと言われたら余計意識しちゃうじゃん
私は繋いだままの手を見てすぐに手を離した。
望くんが悲しそうな表情で言ってきた。
…っ、ほんとにずるい
…え?
可愛すぎない??
私は望くんの一言が可愛すぎてさっきまでの空気感は一瞬でなくなった。
急に近づいてきたと思ったら、
ハグされたような体勢のまま頭にチュッ
そのまま抱きしめられた。
望くん、どうしちゃったの…??
こんなの誰かに見られてバレたら終わり。
望くんが大変な目に遭っちゃう…
望くんはもう一度強く抱きしめて手を離した
…と思ったけど
望くんの顔が近づいてきた。
私は強く拒んだ、
強く言いすぎた…
ビックリしちゃって、とにかく断らなきゃって
望くんは明るい口調で話してくれてるけど、
今にも泣きそう
望くんがなんか言ったみたいなんだけど、
風がいきなり強く吹いたせいで聞こえなかった。
何を言おうとしたのかすごい気になったけど、
探るのはやめておくことにした。
私たちはそれぞれの目的地へと向かった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。