松村side
今からお兄ちゃんに電話します!
お仕事してたらでないかなー
プルプル プルプル
ジェ)なんか電話なってるよー?
樹)俺じゃなーい
京慎髙)俺でもなーい
樹)じゃー北斗かな?
あ、あなたちゃんからだー
ジェ)でてみれば??
樹)もしもし?
松)え!?樹くん?
樹)そー樹だよー
どーした?
松)今日グループで新しい家ができて今日みんな泊まってくって言ってて1人で帰るの怖いから泊まっていいかなって聞こうと思ってて。
樹)あー北斗今撮影行ってて…
あ!帰ってきた!変わるね?
松)樹くんありがとう!
北)あ、もしもし?
あなた?
松)うん!あなただよ!
あのさ今日アトリエ行くって言ったじゃん?
それでみんな泊まるらしくてあなたも1人で帰るの怖いから泊まっちゃダメかな?
北)あ、いいよ!
ちょうど良かった。
今日も俺帰り遅くなっちゃうし、明日もラジオがあるから深夜になっちゃうんだよ。
だから、明日も誰かと泊まってもらえないかな?
松)うーん、明日は1人で家にいるよ!
北)え、それはやめよ。
長妻いる?
電話変わって?
松)え、わかったー
れーーーーおーーーくーーーんーーーー
長)なーにー?
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。