第33話

番外編(夏休み⑥プールへ)
4,515
2019/06/07 16:04
白雪 かぐや
白雪 かぐや
......ん?
朝が来て、目が覚めた



朝が来て、目が覚めた



隣を見たらあらまぁびっくり



降谷さんが...
これはいわゆる添い寝と言うやつか...?



それにしても、降谷さん近くで
見れば見るほど美形だなぁ...
白雪 かぐや
白雪 かぐや
ってか、なんで添い寝されてるの!?
私がベッドから出ようとすると



私の着替えた覚えのない寝巻きの裾を



引っ張って、きてそのまんま



降谷さんのところへ倒れこんでしまった

降谷さんが寝てる上に
上手く乗っかる形になって...


しかも背中を腕で固定されてて



ねっころがりながら抱き締められるかんじ...
白雪 かぐや
白雪 かぐや
あ、あの降谷さん?おきて.../////
さすがに恥ずかしすぎる...よぉ////



私が真っ赤だと思う顔を手で覆いたいと思いながらも


手も抱き締められるときに



腰のところで固定されていて



この、ゴリラ力の人には勝てず、手が出せないでいた
白雪 かぐや
白雪 かぐや
あ、目にくまがある...
何徹くらいしてるのかな

少しだけ、少しだけ...

もし疲れが半減されるなら

少しだけでも癒されるなら
白雪 かぐや
白雪 かぐや
零...おつかれさま
高校生からこんなこと
言われたくないかもしれないけど
無理はしないで
私は降谷さんの

耳元で呟いた
それから、頬にキスをした
すると、
安室透、降谷零、バーボン
安室透、降谷零、バーボン
...かぐやさんは
俺のまえからいなくならないでくれ
そう、寝言が聞こえてきた
白雪 かぐや
白雪 かぐや
えぇ、一生一緒にいます
あなたのずっと味方だよ
だから、信じて
そう、呟くと

降谷さんが
安室透、降谷零、バーボン
安室透、降谷零、バーボン
そうか、かぐやさん
ありがとうございます。
一生一緒にいてくれるんですか
目を覚ました
白雪 かぐや
白雪 かぐや
なっ...いつから起きて...ました?//
安室透、降谷零、バーボン
安室透、降谷零、バーボン
目にくまがある...ってところからか?
白雪 かぐや
白雪 かぐや
~~////
ほぼ最初から...しかも零って
読んだのも聞こえてたの...!?
恥ずかしさのあまり目をそらそうとしたり


顔を隠そうとしたりしたいけど


降谷さんの抱き締める力によってそれは叶わずにいる...
安室透、降谷零、バーボン
安室透、降谷零、バーボン
ほんとに、何でもかんでも
かぐやは可愛いな
今だけ零と呼んでくれないか?
白雪 かぐや
白雪 かぐや
な、なんで...////
安室透、降谷零、バーボン
安室透、降谷零、バーボン
そしたら、離してあげますよ
白雪 かぐや
白雪 かぐや
その前に...この寝間着...
どうしたの?...れ......降谷さん
安室透、降谷零、バーボン
安室透、降谷零、バーボン
着替えさせてあげたんですよ
というのは冗談で蘭さんに頼んだんです
そして、降谷さんは姿勢を横にして

おでことおでこをコツンとさせながら
抱き締めるのはそのまんまで

手も動かせないまま
安室透、降谷零、バーボン
安室透、降谷零、バーボン
呼んでみてくださいよ?
白雪 かぐや
白雪 かぐや
も...もうっ/////ほんとに、ドS!
れ...れ......零ったら////
安室透、降谷零、バーボン
安室透、降谷零、バーボン
はい、ドSですよ
そういって、更に近づいてきて


鼻と鼻が近づく距離になった
安室透、降谷零、バーボン
安室透、降谷零、バーボン
もう、キスできそうですね
白雪 かぐや
白雪 かぐや
き...キス!?///
安室透、降谷零、バーボン
安室透、降谷零、バーボン
冗談ですy





特別なんだから














降谷side
冗談ですよっと言おうとしたとき



かぐやさんは、顔を更に近づけてきて



キスをしてきた
そのせいで、力が緩んでしまい



腕からかぐやさんはいなくなってしまった




それにしてもかぐやさん
細いから、折れないかとくだらないことに
必死に思考を回らせていると
白雪 かぐや
白雪 かぐや
少しは、零さんの上手を回れたなら
嬉しいかな...





全く...かぐやさんは...







そんなこんなでプールも終わった

夏休みはまだまだ長い、次は何をしてあげようかな

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