第25話

降谷零の悲しき物語
6,474
2019/05/24 15:45
爆発まで五分...


たくさんあるように見えるけど


さすがに五分では殺せない...




待てよ?なんで、殺しにばかりこだわるのかな
致命傷くらいの傷をおわらせばいいんだ
ボス
さて、あと、3分だぞ?
白雪 かぐや
白雪 かぐや
...早めたでしょ?
でも、ここが爆発したら
あんただってただではすまないわよ
ボス
さぁ?それはどうかな?
降谷side
今、ノックリストの削除が終わった...


これから最上階へ向かおう





そう思っていたら
ひとつしたの階(今いるのは三階)が爆発した
かぐやside
今のって...爆発
白雪 かぐや
白雪 かぐや
ねぇ、爆発まであと3分なんじゃないの?
ボス
あぁ、全部爆発し終わるまで3分だな
白雪 かぐや
白雪 かぐや
なんですって!?
嘘でしょ...薄れてく...


こんなの勝てるわけ...
白雪 かぐや
白雪 かぐや
ベルモットをかばいながら倒すことはできないんだ...なら
私は床に落ちている銃で窓を割り、そこからベルモットを投げた
ボス
ついに仲間を捨てたか
白雪 かぐや
白雪 かぐや
いいえ、引き渡したのよ!
赤井秀一!!キャッチしなさい!
灰原side
私たちは、研究資料をもって


ビルの外へ出ると



バイオレットがベルモットを投げた
灰原哀
灰原哀
あの高さから落ちたら確実に死ぬわよ
バイオレットは何を考えているの...?
江戸川コナン
江戸川コナン
いーや、赤井さんに引き渡したんだよ
上を見上げると、FBIの人が


ヘリからキャッチしていた
かぐやside
ボス
あと2分
安室透、降谷零、バーボン
安室透、降谷零、バーボン
かぐやさん!
白雪 かぐや
白雪 かぐや
降谷...さん
ドカンッドンッドカンッ
安室透、降谷零、バーボン
安室透、降谷零、バーボン
ビルが爆発してる!?
白雪 かぐや
白雪 かぐや
お父さん!もうやめてよ、私別に死ぬのは怖くないよ。みんなと過ごしてきた時間すごく楽しかった。でも
白雪 かぐや
白雪 かぐや
お父さんやみんながいなくなっちゃう方が私は悲しいよ!
安室透、降谷零、バーボン
安室透、降谷零、バーボン
かぐやさん...
ボス
......もう止まらない...この爆発は
俺には止められないんだ。
ボス
だがすまなかった...
我が娘よ...幸せになってほしかった
こんなつもりじゃなかったんだ...
ボス
道を間違えすぎたようだ
幸せになれ、我が娘よ
そういってビルから飛び降りた
白雪 かぐや
白雪 かぐや
お父さん私を育ててくれてありがと...
私はスピーカーを持っていった
白雪 かぐや
白雪 かぐや
このビルにいるものよ!
ただちに避難しなさい
ここは、爆発する、必ず逃げなさい
白雪 かぐや
白雪 かぐや
話はついた...
私もジン達も解放される
ようやく...ようやく...
さて、私たちはどうしようと考えてると
最上階が爆発し始めた
白雪 かぐや
白雪 かぐや
さて、これで飛び降りましょ
私はパラシュートを出した
安室透、降谷零、バーボン
安室透、降谷零、バーボン
あぁ、さすがだなかぐや
そして、私たちは抱き締めあいとびおりた
コナンside
最上階も爆発し始めてる!!

早くかぐやさん!こないと



そう思ってるとボスらしき人物が落ちてきたあと

かぐやさん達も飛び降りた
江戸川コナン
江戸川コナン
あれって...
かぐやさんと安室さん!?
灰原哀
灰原哀
バイオレット...
そして、赤井さんたちと合流し


ベルモットも起きた
かぐやside
このビルは25階だて



今は10階までこれた



このままっと思った瞬間
バリンッ
10階がまた爆発し、ガラスが飛んできて




パラシュートが切れた
白雪 かぐや
白雪 かぐや
うそ...
安室透、降谷零、バーボン
安室透、降谷零、バーボン
くそっ...
だめだ。降谷さんだけは守らなきゃとおもい



私が下に入り言った
白雪 かぐや
白雪 かぐや
ごめんね...ごめんね...降谷さん
いや零...私はスコッチに会いに行くよ
安室透、降谷零、バーボン
安室透、降谷零、バーボン
だめだ...おいていかないでくれ
もう、大切なひとを失いたくない...
白雪 かぐや
白雪 かぐや
大丈夫。必ずまた会えるから
降谷side
そういうとかぐやさんは

笑った...そこで気づいた。


もう、かぐやさんは大切なひとのなかには


入りきらないと、好きなんだと



安室透、降谷零、バーボン
安室透、降谷零、バーボン
かぐや...好きだよ
白雪 かぐや
白雪 かぐや
私から言おうと思ったのに...
その一言と同時に


目の前が赤色になって



そして暗くなった...






次に目が覚めた先は病院だった
江戸川コナン
江戸川コナン
安室さん!よかった
目が覚めて
安室透、降谷零、バーボン
安室透、降谷零、バーボン
コナンくんか...
かぐやさんは!?
灰原哀
灰原哀
その...何て言えばいいのかしら
まだ、目覚めてないわ
安室透、降谷零、バーボン
安室透、降谷零、バーボン
そう...か
やはり最後


俺をかばってくれたのか


...いなくなってほしくない...




~それから早くも1ヶ月後~


黒の組織は全員捕まった。
ジンやウォッカもキャンティもコルンも全員


そして、ベルモットは
1ヶ月牢屋に入るだけで許された
俺は毎日、かぐやの姿を見に来る


いつか目覚めると信じて





そう思い、頬に手を当てると
白雪 かぐや
白雪 かぐや
ん...んん
安室透、降谷零、バーボン
安室透、降谷零、バーボン
かぐやさん!?
まるで朝目を覚ましたかのように



キョトンとしながら



目を覚ました




病院の先生を呼ぼうとし

鈴をならそうとすると
白雪 かぐや
白雪 かぐや
...えっと......あなただれ?
...そうか......


そうだよな


さすがに、完全復活ではないか


仕方がないよな...あの高さから無事にいれるだけで
感謝をするしかない














もし忘れているのならば

僕は、...俺に関わらせなければいい













俺と関われば、また不幸になってしまう
安室透、降谷零、バーボン
安室透、降谷零、バーボン
僕は、あなたが道で倒れているのを
見かけて救急車を呼んだただの通りすがりの人ですよ。おきになさらず
白雪 かぐや
白雪 かぐや
あ、そうでしたか、ありがとうございます
そう...他人だ...



僕らは本当は会うことなどないはずなのだ





さようならかぐやさん

プリ小説オーディオドラマ