私の浴衣は
紺色が背景に
彩り取りの花火の柄のものだった
この浴衣は昔、スコッチからもらったもので
大切な宝物だった
私は駅に10分前についたので
少しぶらりと散歩することにした
私が再び駅についたときは
20分もたっていたときだった
降谷さんが約束を破ることだって
遅刻することだってあり得ないのに...
そう思っていると
胸元にある電話がかかってきた
......
がっかりはしていない
それが普通だもんね
降谷さんは、公安
私とはすんでる世界が違う
私は、お祭りが行われる場所へいき、
ベンチに座っていた
ヒュードーンッパラパラ
始まっちゃったよ...
ねぇ降谷さん
一緒に見たかったな...
私が呟くと、耳元でそう聞こえ、
振り向くと、甚平をきて綿菓子を持った
降谷さんがいた
綿菓子は顔より少し大きめのかなりでかいサイズで
たこ焼きは透明なパックに入っており、
りんご飴も普通サイズ
最初に、綿菓子を食べようとすると
降谷さんも私が食べた瞬間
横で食べていて
っと呟いてから
頬にキスをした
降谷side
これでも気づかないか
どれだけ、かぐやさんは鈍感なのか...
まぁ、まだ、いいか
幸せはまだ、続く...そんな気がするから
俺は、ベンチにおいといた
コーラを一口飲んで
かぐやside
全く、降谷さんは...からかってばっかり...
こっちの気も知らないで...///
そして、あんなこんなもありながら
花火を見て、家まで送ってもらった
すごい楽しかったけど
降谷さん、目に隈があった...
しばらくは誘えないかな...
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。