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2021/07/26

第1話

早く会いたい
❀彼女side

「マスター、もう一杯…。」

「…かしこまりました。」

やっとヨコハマに帰ってこれた。
そしてやっと彼に逢える。
早く逢いたくて待ち合わせよりもだいぶ早く来てしまったから、お酒を飲んで待つことにしたんだけど…。

飲みすぎたぁ〜…。

出張のストレスもあり、ちょっと飲み過ぎてしまった。だんだんと睡魔が襲ってくる…。

早く逢いたのに。
早く彼の声を聞きたいのに。
早く彼の温もりを感じたいのに。
早く、早く、、早く………

ー ー ー ー ー ー ー ー

❀太宰side

カラン コロン …

私の彼女が出張から帰って来た。
逸る気持ちを抑えて待ち合わせ場所の店の扉を開けた。

店内を見回し、彼女を探す。
カウンター席に座っている彼女を見付け、すぐさま駆け寄ったが…


スゥー…スゥー……


「…ねぇ、起きて。」

身体を揺すってみたが起きる気配はない。どうやら私が来るまでお酒を飲んで待っていたが、途中で酔い潰れてしまったらしい。カウンターに置かれた幾つものコップを目にし、私はそう推理した。

「………」

私が着ていた外套を彼女に被せ、彼女の小さな身体を背中に背負った。

彼女の分の会計を済ませ、彼女と共に店を出た。