前の話
一覧へ
次の話

第13話

1話/放置された1年生
91
2026/03/14 03:57 更新




つつがなく終わった入学式。

教師に連れられて、新入生は学校案内をする………





………予定だったのだが。









教師
わ〜っ、ごめんねみんな!!
ホントはちゃんと案内したいんだけど
ちょっとトラブルがあって…!!
教師
こご、ここ教室!!
ここでちょっと待ってて!!



新入生たちは
慌ただしく自分たちを教室に連れていき
そのまま走り去る先生を眺めていた。

 
♡千歳  心菜
♡千歳 心菜
……え〜…マジっすか?
あれ、先生マジで居ない……
★泡影  零
★泡影 零
これは大人しく、ここで
待つしかなさそうですね…w



先生が居なくなり、引っ張る人が居なくなったので
一年生たちはざわざわとし始めた。



✦有楽  紫苑
✦有楽 紫苑
ボク暇なのはヤダなぁ〜
何かして遊ぼうよ!
★茜
★茜
賛成!アタシも暇は嫌だよ〜!!
生徒
俺も賛成〜!
生徒
じゃあ私も!



これに数人の同級生が賛成する。
30人中の数人は大きい。

確かにじっとしているのは入学式で飽きたので
何かして気を紛らわせたいと、みんなは思った。


♡千歳  心菜
♡千歳 心菜
そう言っても、何して遊ぶんすか?
どこに何があるか知りませんよ?
★泡影  零
★泡影 零
学校探索もできないですしね。
大人しく待ってた方が良いのでは……
生徒
私も……そう思う……。
生徒
俺も。席に座ってようぜ




流石に「ここで待ってろ」の
先生の言葉を無視するのは避けたい。

入学早々問題児扱いなんてゴメンだ。



意見が分かれる一年生達。



早速クラス割れかと思われたが………





イギリス
おやおや、元気そうな一年生ですね。


突然扉が開く。
ぞろぞろと、10人程度が教室に入ってきた。
風貌から、先生ではなさそう。



ニコリと微笑みながら最初に入ってきた男性の言葉に
嘲笑混じりに言葉をかける男性。



アメリカ
イギリス?ウザい校長先生みたいだぞ!
ロシア
うわー、アメリカお前……
チクっといてやるぞ。
アメリカ
は??……お前も前「校長先生はヅラ」
って言ってたよな、
そんな事していいと思ってるのかよ!
ロシア
それとこれとは話が別だ。
フランス
何言ってるのよ、アンタ達………
一年生を放って口論続けるなら
ここから追い出すわよ。


ため息をつきながら
二人の口論を無理やり鎮めた……男性?


中国
まったく、馬鹿な奴等ネ。
我を見習って優等生になるがヨロシ!
日本
貴方の何処が優等生なんですか。どこが。
中国
失礼アル!
ドイツ
頼むから一回黙ってくれ……。
イタリア
ドイツってば可哀想〜w
あ、かわいー子いるじゃん!
君、名前は?


流れるように可愛い女の子に声をかけようとする。


しかし、彼が向いた方には女子生徒が3人。

3人はお互いの顔を見た。


♡千歳  心菜
♡千歳 心菜
言われてるっすよ。
答えて上げたらどうっすか?
★泡影  零
★泡影 零
いえ、多分あの子のことでは……
★茜
★茜
アタシ?いや、アンタの事でしょ?
♡千歳  心菜
♡千歳 心菜
私が一番ないっすよ。



譲り合いか、擦り付け合いか。

どちらなのかの判断は、見た人に委ねられる。



女子生徒3人の様子を見て
明るい声の女の子が問いかける。



にゃぽん
イタリア?結局誰のこと指してたの?
イタリア
う〜ん、三人とも!
ドイツ
クズだなぁ………



ドン引きしたような…呆れたような…。
蛆を見るような目で見下ろす。




9人それぞれの個性的な掛け合いを
大人しく見守っていた1年生たちは
ついに痺れを切らして、彼等に話しかけた。









♡千歳  心菜
♡千歳 心菜
……で、どなたっすか?









レッツ地の文ゼロの小説







地の文ってのは「 」で括られてない
情景や気持ちを表す文です。たぶん。
そういうことにします。




【無し】(会話文多めなので、登場頻度多めに見える)

「ちょっと待てよ!」

「きゃあっ!………ちょっと、突然なんなの!?」




【少なめ】

「ちょっと待てよ!」

太郎が花子の手を掴んだ。
花子の身体が後ろに倒れる。

「きゃあっ!………ちょっと、突然なんなの!?」  




【普通】

「ちょっと待てよ!」

太郎が突然、花子の手を掴んだ。
思ったより強く引かれたからか
花子の身体が後ろに倒れる。

「きゃあっ!………ちょっと、突然なんなの!?」




【多め】(口数は少ないし、登場頻度も偏るが、深掘りしてる)

「ちょっと待てよ!」

息を切らした太郎が、花子の手を掴んだ。
強く手を掴まれた花子は痛みに顔を歪める。
そのまま太郎が花子の腕を引っ張り
自分のほうに留めようとした。
後ろ向き腕を引っ張られたせいで
バランスを崩した花子は、太郎の方に倒れ込む。
ドサッ_。
立て続けに痛みを加えられたことに
驚きと怒りを含んで、花子は太郎の方を向いた。

「きゃあっ!?………ちょっと突然なんなのよ!」




アンケート

地の文は
無し
11%
少なめ
0%
少なめ寄りの普通
18%
普通
58%
多め寄りの普通
5%
多め
8%
投票数: 38票



ちなみに

今回は【少なめ寄りの普通】
次回は【無し】



プリ小説オーディオドラマ