第104話

95話
8,460
2021/08/08 11:16
私たちはすぐに愛車に跨り横浜第七埠頭へ向かった。





そこにはイザナとタイマンを張る血だらけのタケミっちの姿があった
黒川 イザナ
黒川 イザナ
しつけーヤローだ
花垣 武道
花垣 武道
テメェらがマイキー君とあなたさんを狂わした!
花垣 武道
花垣 武道
オレが2人を守るんだ!!!
そう言ってタケミっちはイザナに殴りかかったが
2人の人影を見てピタリと止まった
黒川 イザナ
黒川 イザナ
!?
鶴蝶
鶴蝶
(止まった…)
ムーチョ
ムーチョ
(力尽きたか…)
花垣 武道
花垣 武道
おせぇよ((ボソ…
黒川 イザナ
黒川 イザナ
黒川 イザナ
黒川 イザナ
グッ、
タケミっちは拳を握りしめて上に拳を伸ばした
花垣 武道
花垣 武道
花垣 武道
花垣 武道
オレ…負けなかったスよ……
黒川 イザナ
黒川 イザナ
は?
黒川 イザナ
黒川 イザナ
何を言ってる?
その場にいた全員がタケミっちの見ていた方向を見ると…
花垣 武道
花垣 武道
総長!!!副総長!!!
タケミっちの目の前にはタスキを巻いた
マイキーとあなたの姿があった__
マイキー&あなた  『ありがとう  タケミっち』
松野 千冬
松野 千冬
ウソ!?
柴 八戒
柴 八戒
マジかよ!!!
アングリー
アングリー
なんで!?
ムーチョ
ムーチョ
マイキー、あなた!!?
九井 一
九井 一
バカな!!!
九井 一
九井 一
今日妹を無くしたのに…
九井 一
九井 一
失意のどん底なはずだろ?
九井 一
九井 一
来れるワケがねぇ!!!
その場にいた全員が動揺していた



そして私とマイキーはイザナの前に立ち、
如月 (なまえ)
如月 あなた
イザナ…
如月 (なまえ)
如月 あなた
少し…タケミっちと話をさせて欲しい。
イザナは何も言わずに頷いてくれた
黒川 イザナ
黒川 イザナ
花垣 武道
花垣 武道
来てくれたんですね…((ポロポロ
タケミっちの目には涙が流れていた
マイキー&あなた  『ありがとう  タケミっち』


ギュッ🫂


私とマイキーはタケミっちにハグをした


花垣 武道
花垣 武道
マイキーくん…あなたさん…
花垣 武道
花垣 武道
でも…なんで?
花垣 武道
花垣 武道
とても来れる精神じゃ無かったハズ…
ブォン💨ブォンブォンブォン💨
花垣 武道
花垣 武道
!!!
その排気音を鳴らしたのは____
花垣 武道
花垣 武道
ドラケンくん!!?
ドラケンだった
花垣 武道
花垣 武道
なんで…3人とも来れるんだよ…!?
ドラケン
ドラケン
降りなよ
ドラケン
ドラケン
ヒナちゃん
花垣 武道
花垣 武道
え?
ドラケンのケツにはヒナが乗っていたのだ




そのワケは___






橘 日向
橘 日向
あの…
橘 日向
橘 日向
少し…話してもいいですか…?
病院で戦意喪失していた私、ケンチン、マイキーにヒナは話かけてきた
ドラケン
ドラケン
橘 日向
橘 日向
タケミチくんは…
橘 日向
橘 日向
エマちゃんを救えたハズだって思ってます
ドラケン
ドラケン
!!!
ドラケン
ドラケン
オイ!!!
ドラケン
ドラケン
テメェ今そんなに話すんじゃねぇよ!!!
ドラケン
ドラケン
正気か!?
橘 日向
橘 日向
((ビクッ
ドラケン
ドラケン
……
ドラケン
ドラケン
おかしいだろ…
ドラケン
ドラケン
タケミっちもヒナちゃんまで…
ドラケン
ドラケン
こんな日に何言ってんだよ…
ドラケン
ドラケン
もう、そっとしといてくれ…
こればっかりは私もケンチンと同意見だ…



別にもうどうでもいいけど。
橘 日向
橘 日向
エマちゃんだけじゃない…
橘 日向
橘 日向
タケミチくんには救わなきゃって思ってる人が沢山いる…((ポロポロ
ヒナの目は涙ぐんでいた
ドラケン
ドラケン
ドラケン
ドラケン
だから何を…!!
橘 日向
橘 日向
私…死ぬんです
ドラケン
ドラケン
!!?
橘 日向
橘 日向
12年後死ぬんです
ドクンッ
橘 日向
橘 日向
タケミチくん…それを止めるために未来から来たんです
橘 日向
橘 日向
嘘みたいな話ですよね…
橘 日向
橘 日向
でも本当です…
橘 日向
橘 日向
彼…必死だから
橘 日向
橘 日向
みんなの未来を知ってる
橘 日向
橘 日向
みんなの助けたいと思ってる
如月 (なまえ)
如月 あなた
((ドクンッ
その瞬間頭の中には今までのタケミっちが浮かんできた

ケンチンとマイキーの喧嘩を止めて内部抗争を止めてくれたこと

8・3抗争…必死に私を助けてくれた事、

血のハロウィン…圭介を必死に助けようとしてくれたこと

聖夜クリスマス決戦で…1人で黒龍ブラックドラゴンに立ち向かったこと

今回だってそうだ…私やケンチン、マイキーがいなくても東卍のみんなを率いて…勝てるワケない喧嘩をしにこの第七埠頭まで行っている
橘 日向
橘 日向
なのに…私は…
橘 日向
橘 日向
彼の為に…何も出来ない…((ポロポロ
そう言って涙を流すヒナに心を打たれた


好きな人の為に思いっきり泣けて、思いっきり笑える…ヒナとタケミっちそんな2人が少し…羨ましかった。


私も…本当は圭介が大好きだったから…




そして今にいたる
橘 日向
橘 日向
ごめん、タケミチくん
橘 日向
橘 日向
来ちゃった…




ヒナが…そしてこれまでの武道の必死の努力がマイキーとあなたを導いた___



この前出せなくてごめんなさい😭😭
急に夕方から練習入って出せませんでした😢
途中からっていう意見が多かったので途中からにしました!!!多分次TikTokでリクエスト頂いた番外編出します!!!最近番外編ばかりで申し訳ない🙇🏼‍♀️

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