ついさっき…エマがイザナの妹だという事が判明した。
ちょっとー!!
マイキーとあなたには何度も話したよ!
マイキーにとっても異母兄弟だって言ったじゃん!
エマの旧姓は″黒川″でそっちにもお兄ちゃんがいるって!
マイキー&あなた) …え、そうだっけ?
エマちゃんの兄貴ってことはマイキー君とも…兄弟!?
(衝撃すぎる…!)
もー、全然人の話聞いてなーい!!!
あー、
マイキー&あなた) 思い出した!!!((大嘘))
嘘つけ
あの…
エマちゃん?
ん?
その…お兄さん…
″黒川イザナ″についてなんか覚えてることある?
さすがにないかなー
エマ3歳までしか一緒にいなかったし、
……
そっか…
あっ
でも…
あなたと真兄は仲良かったよね?
(((ギクッ
え?
あなたとシンイチローと?
なんであなたと真一郎君とイザナが?
あ、そういえば…
この前イザナに会った時も…あなたの話してた…
え!本当に会ったの!?
お、おう
あなたオマエ…イザナと知り合いだったのか?
……ウン
あ!
ちょっと待ってて!!!
おい、…
ガチャ🚪
そう言ってエマは部屋を出ていった
数分後
ジャーン!!!
エマは缶の箱を持ってきた
缶?
何コレ?
こ、この箱は…、
やっぱあなたは知ってんだ!
これ真兄の遺品生理した時出てきたんだー!
ぱかっ
マイキーが箱を開けた
その中には…
…手紙の束
その中には大量のあなたと真一郎宛の手紙の束が入っていた
黒川イザナからの!?
え!
もしかして…この箱の中の手紙
全部イザナの!?
うん…目はどうしてないけど…
この手紙の量!!!そーとー仲良いでしょ!
…仲良し…っていうかちょっと怖ぇな
懐かしいけど…
ちょっとねー、
そして色々手紙を読み返してみた
…
どーお?なんかわかった?
今日何があったとかそういうのばっかだ…
イザナから真くん宛の手紙…初めて読んだ…
いつもなんか知らんけど見せてくれなかったんだよね…
…
多分これが1番最初の手紙だ
え?
″拝啓 真一郎様″
″この前はあなたと一緒に訪ねてきてくれてありがとう″
″家族がいて嬉しい″
(真一郎君とあなたさんから会いに行ったんだ!)
きっとどっかでイザナの存在を知ったんだろうな
……
なるほどね…
スっ
マイキーはそう言って立ち上がった
ちょっと風に当たってくるわ
ガチャ🚪
マイキーは部屋から出ていった
え。?
マイキー…
どうしたんだろ…
バブウゥゥゥゥゥゥウ💨
…
?
ケンチンがマイキーが呼んでた葉書を拾って読み始めた
″拝啓 真一郎様″
″最近ずっと頭が痛い″
″苦しい″
きっとアイツのせいだ″
(アイツ?)
″万次郎の話はもうしないで″
イザナ…
(イザナがマイキーにこだわる理由…そういう事か…)
(なんで今まで隠してたのさ…真くん…)
ごめん。私もちょっと出てくる…
は!?おい!あなた!
ガチャ🚪
あなたも部屋を出た
バブウゥゥゥゥゥゥウ💨
…
″拝啓 如月あなた様″
″この前は真一郎と来てくれてありがとう″
″また来てくれると嬉しい″
″初めての友達があなたでよかった″
″ありがとう″
…
あなたさん宛の手紙…
あなたとイザナ…
真一郎君とイザナ…
過去に一体何があったんだ…
黒川イザナは幼くして家族に捨てられた
そして初めて訪ねてきてくれた真一郎君って家族、そしてあなたって友達
それがこいつにとって唯一の支えだったとしたら…
マイキーをどう思うんだろう?
…
(確かに…)
(真一郎君から黒龍を受け継いで…)
(だけど黒龍はマイキー君とあなたさんの為に残したチームだと言われた時…)
(黒川イザナは何を思ったんだろう…)
…
嫉妬?
あぁ、
マイキーへの激しい嫉妬…恨み…
ずっと引っかかってた事がある
え?
東卍結成時…
黒龍9代目総長斑目獅音の言ったセリフ
斑目 獅音) 8代目の意思を継ぎぃ
佐野万次郎!そして東京卍會は黒龍が潰す!!!
″8代目の意思″…?
え?
黒龍8代目総長は黒川イザナだ
そう…9代目黒龍が一虎に粉かけてたのも
真一郎君とあなたにバレないようにマイキーを潰す為に黒川イザナの仕組んだ事だとしたら?
黒川イザナの私怨だったとしたら?
真一郎君のいない今…
天竺を創設って自ら乗り込んで来たんだ…
今度こそマイキー君を潰して…
あなたさんを自分のモノにするために…
血の繋がった弟を潰す為に…
バブウゥゥゥゥゥゥウ💨💨
ごめんね
急に呼び出しちゃって
いいよ別に
オレはあなたに会えるだけで嬉しいからさ
イザナはさ…
『もう万次郎の話はしないで』ってあたしに言ったの覚えてる?
うん
覚えてるよ
あの言葉…
あの頃は特に何も気にきてなかった…
でも今なら分かるよ
そういう事だったんだね…
…
真くんへの手紙読んだんだ…
> 挿入されたアイテム
イザナ…
これから…私、マイキー、イザナ、エマ
4人でもう1回…やり直そうよ…
…イヤだ
え、
ヤダ
…
オレはオマエさえ隣にいてくれればそれでいいだ
あなた以外いらない。
それを邪魔する奴を潰すだけだ((ニタァ
((ビクッ
じゃーな
あなた
この抗争で絶対オマエを
手に入れてみせる。
そう言ってイザナはどこかへ歩いていった
…
バイバイ…イザナ…
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!