慧と購買で色々買ってから、屋上に戻る途中で、私は、ある決断をした。
それは、涼介の奴隷をやめることだ!
女子たちに恨まれても、慧がいてくれるから怖くない!
そう思ったからだ。
〜屋上〜
どことなく、寂しそうな、悲しいような顔してる。なんで?
ん?私が愛想つかされてわかれたことなんて、話したっけ?
私は、最低な男と付き合ってたけど、その人とは違って、慧は、私を絶対に裏切らないって思ったんだ。
そして、慧と幸せになって奴隷もやめて、涼介に羨ましがられるような人生にするって決めたんだ!
でもなんで、私がいなくても別にいい存在なのに涼介は、なんでそんなに寂しそうな顔するの?
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。