第213話

次から次へ……

1,955

2023/01/28 13:00

どうも。岩本照です。
連れ去り事件から、一夜経ち少し落ち着いた俺ら…

岩本照

おはよ(*^^*)あなた

あなた

おはよぉ(*ｐω-)｡O゜

岩本照

あなた、大丈夫だった？
怖い夢見なかった？

俺は気になって聞いた…

あなた

なんかさ、愛する人を想うって素敵なんだなって感じた…。
蓮だけじゃなくてさ、みんな私のために必死に戦ってくれてるんだ…って思ったら嬉しくて…。
あの人も、蓮を応援して行き過ぎちゃったって言うか、勘違いが生まれちゃったけど、そんなに悪い人ではないと思う…。寝る前に思ったんだよね…。
どんなに悪い人でも、何かを思い立った動機があるって…。
そのきっかけって大きんだろうなって…。
あの人は、私という存在が邪魔してあぁなっちゃったんだと思うんだ…。
だからね、あの人は悪いと最初は思ったけどそう思っちゃダメかもしれないってそう思えてきたんだ…。
夢はさ、目が覚めればもう終わった話になるでしょ？
でも、現実は変えられないんだって思ったこと何回もあった…。
理想と現実っていう2つの世界があっても、2つの世界になんていられない…。
現実の世界でもがこうと努力してる人って本当にすごいなって感じた…。
私は何度も逃げ出そうとしたから尚更……。

俺の1つの質問からこんなに深い回答が返ってくるとは思ってもみなかった俺は、口をぽっかりと開けていることしか出来なかった…。

岩本照

あなた、今しんどい…？
正直に答えて……

俺が今1番知りたかったこと…

あなた

生きてるのがしんどいって何度も思ったよ…。
でも、何度もその選択をする前に立ち止まるんだ…
蓮や、みんなだったらどうするだろって……。
だから、しんどくても大丈夫なの…。
生きてるって感じれる…。そのしんどささえもね…

「しんどい」この言葉はネガティブだったり、マイナスな表現で使われがちだと思う…。
けど、あなたは違った…。
マイナスではなく、プラスに捉えて、生きてる以上しんどいことは付き物…。
そう言っているように感じた……。
初めてあった頃のあなただったら、こんなこと言ってなかっただろうな…なんて、成長してるんだ…って感じた…。

目黒蓮

あれ？ニキとあなた？
おはよ……

リビングにようやく来ためめ…

あなた

おはよ(*^^*)

目黒蓮

何話してたの…？

あなた

んー、ひーくんの筋肉について(*^^*)

この返しに俺はびっくりした…。
あなたは、俺の顔を見ると、合わせろと言わんばかりを目で訴えてきた。
だから、俺も合わせておくことにした。

岩本照

俺の筋肉どう？って聞いてたの(*^^*)

目黒蓮

ニキは十分凄いと思うけど(っ﹏-) .｡

あなた

ま、そんな話してただけっ

目黒蓮

なるほどね…。ねぇ、あなたもう1回寝ない？

余程眠たいのか、二度寝に誘うめめ…。
俺は2人の時間を邪魔しないようにそっとリビングから離れて自室に行った…

自室に戻って、あの幸せそうな2人の顔を思い浮かべただけで、もう二度とあんなことにならないようにどうすればいいかをずっと考えていた…。

ﾌﾟﾙﾙﾙ

1本の電話でまた、この幸せが一瞬にして一変するなんて思いもしなかった…

📞

岩本照

はい。

？？

要件だけを伝える。
今すぐに家の中にいる女を
つまみ出せ…。

岩本照

どちら様ですか？

？？

その女は危険だ…。守ってると
お前らが危険になる……。
要件は以上だ…。

岩本照

ちょ、名前はっ！

？？

コードネームを教えておく。
俺はスニェーク。
俺も急がないと行けなくてね…。
また、君に電話する。
とにかく、危険が迫ってる。
気をつけろ…。
もう、キセキなんてもんは通用しないって
思ってた方がいい。

ﾌﾞﾁｯ

スニェークという名を名乗る人物から電話がきて、突然あなたを家から出せとか、よく分からないことばかり言われたけど、ただ最初に思ったのは、俺ら10人に確実に危険が迫ってるということ…。
スニェークのあの焦りからしてそうなのだろう…。
声の低さ的に、男の人だと思う…。
一体、何を知ってるんだ…。

作者です((*_ _)
やっと、本調子に戻ってきましたァっ！！！
長い長い熱を乗り越えて、やっとこそって感じです😬
ご心配をお掛けしてすみませんでした💦
もう、体調はほぼ完全に回復しましたっ😁
温かいコメント本当にありがとうございました🥹
そして、先週ひーくんメインの作品を投稿できていなかったため、今週一気に2つ投稿させていただきます🙇‍♀️
もうそろそろ、作者のプチ・トークを復活させなければ…😓
話すことは沢山あるのですが、なかなかまとめられなくて…😓
また、復活させますねっ🤭
今日も一日お疲れ様でした😊
最後まで読んでくださりありがとうございました🥰

次回もお楽しみに✨️