りんりんりん りんりん
ぉーぃ ぁーき!
ぉーい!!
あーもう!朝からうるさいな。振り向かなくたってだれが来たなんかわかるよ
どうせっ
「わっ!!!!」
どうだ!驚いたか、?
なんていって小学生みたいな朝のあいさつ
「もう、にっしー朝からうるさいよ。
私は朝の新鮮な空気を吸いながらのびのび歩きたいの!!」
なーんて、そんな時間ないわ!
私は心のなかで突っ込みながらそんなにっしーを無視しながら進んだ
すると、
「へーーぇ、の び の び ねぇ。
あと5分だけど!入学式まであと5分だけど、
せっかくチャリの後ろ乗せてってやろうと思ってたのになー」
うううっ
うわっ墓穴ほった!
こんなこと言われたらナニモ言えない…
私はジュース奢る
という我ながらかわいくないたのみかたでにっしーの自転車に乗った
(あーあ、いつもにっしーに負けてばっかだな)
そんなことを思いながら、にっしーの背中に抱きついていた。
そのにっしーの顔が真っ赤だとも知らずに。
西(おい、おいおいこれはやばいだろ。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!