ハァー……だりぃー……
なんだろ……熱か?
前、大我を看病してたからうつったかなあ?
今日は、インタビューがあるってさ……
おれ、大丈夫かな?
すると俺の前髪をクイッとあげて自分の前髪もクイッと上げておでこをくっつけた。
そういうと大我は自分のカバンに向かった。
ガサゴソ…
すると俺を抱き抱えて起こしてくれた。
水も既に用意してあった。
デキる男京本大我ってか?
すると、大我の真っ白な手の中に錠剤があった。
あれ、お前さ錠剤飲めなかったんじゃ……
まいっか笑
すると俺の頭に左手で支え右手を俺の口に……
しばらくすると調子が良くなってきた。
インタビューも無事に終えることが出来ました。
大我、ありがとな!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。