あなたside
私は最近変な物が見える。しかも私以外には見えていないらしい。
友達と遊んでいる今だってそいつが気になって仕方ない。
ふう…良かった、バレなかった…
じつは、私が変な物が見える事は友達にも親にも、誰にも言っていない。
変な目で見られたくなかったから、言えなかった。
ゾワ…
なに?
なんか全身鳥肌立つような、でも少し興味がある。
よし、行ってみよう
といい、変な気配がしたほうに走る。
そこには、背の高い男性とあの気持ち悪いものがいた。
男性は背中から刃物の様な物を取り出し、ソイツの胴体をぶった切った。
10分程して男性が片付けをしていると、彼は私に気づき、私の元へ来た
この人はなにか知っている。
今の私を変えてくれる。なんとなくそう思った。
というと、彼は誰かに電話を掛け始めた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。